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『赤ゆ十連発(後編)』 35KB 虐待 家族崩壊 姉妹 赤ゆ 透明な箱 現代 虐待人間 うんしー 4作目です 「どぼじで……どぼじでごんなごどぉ……」(長女れいむ) 「ゆ……ゆっくちにげるのじぇ……」(次女まりさ) 「やじゃああああ! いだいのやじゃああああああああ!」(次女れいむ) 「ゆっゆっゆっゆっ……」(三女まりさ) 「ゆびぃ……いじゃいの……きょわい……きょわいよ……」(四女まりさ) 三女れいむちゃんは、電子レンジで三度のチン♪ で爆死した。 長女まりさちゃんは、画鋲だらけのカプセルで転がされて死んだ。 四女れいむちゃんは、使い捨てカイロで熱された上にぺーろぺーろ攻撃を喰らって瀕死。 末娘まりさちゃんは、沸騰したお湯に真っ逆さま。溶けて死んだ。 末娘れいむちゃんは、唐辛子エキスで腫れたあにゃるが凍ったうんうんで裂けて死んだ。 残り五匹。 さて、次はどうするかな――――何かして欲しいこと、ある? 『赤ゆ十連発(後編)』 5:六匹目 次女まりさ 虐待道具:高所 俺はその虐待道具を手早く組み立てた。 「たかいたかいはゆっくりできないよ!」という名前の観察虐待道具である。とはいえ、構造は単純だ。家庭で も日曜大工で作れるような代物だ。 まず、長い棒。終端には、これを立たせるための足場がついている。これを普通に立たせる。先端の方は鋭く 尖っている。これはいわゆる「串刺し」にするためにそうなっているらしい。 だが、今回は串刺しではない。 その先端にオプションのテーブルをセットする。テーブルは普通の大きさの赤ゆっくりが乗って少しはみ出て しまう程度のものだ。材質も滑りやすく、ぴょんと跳ぶだけで着地時には激しく滑る。 さて問題。 この場所に、赤ゆっくりをそっと載せたらどうなるでしょうか? 「えーと。次女まりさちゃーん」 「ゆびぃ!? やじゃ! やじゃやじゃやじゃ! いだいのやじゃああああああああああ! ぐぞじじい! じ ね! しんじまえ! せいっさいされろぉぉぉぉぉっ!」 あらあら随分とまあスレてしまって。 まあ、この状況じゃ仕方ないよねー。でも、今回はそれほど痛い思いをしなくて済むかもよ? 問答無用とばかりに、次女まりさを摘み上げた。 「ゆびいいいいいいいいい! おねえじゃ! おねじゃ! だじゅげで! たじゅげでええええ! ゆっくじ! ゆっくじいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」 「ゆぅ……まりちゃぁ……まりちゃぁぁ!」 長女れいむだけが、ぴこぴこともみあげを動かしているが、それだけ。まあ、手が届く位置でもなし。 壁にぶつかったところで無駄だ、ということはよく理解しているようだし。 「ゆがあああ! ほんきだじぇええ! たぢゅげろおおお! むれのりぃだぁになるまりじゃがいなげれば、せ がいのそんしつなんだじぇえええええええええええええええええええ!」 うーん。一つ確実になったのは、こいつらがいた群れには確実にアホのぱちゅりーがいるってことだな。 チェックしておこうっと。 「ゆ゛! ゆ゛! ゆぅぅぅ! いやじゃっ いやじゃっ いやじゃああああ! いきじゃい! まりじゃいき じゃいいいい!」 「大丈夫だよ、まりさ」 「なにがだいちょうぶなのじぇ!? そういってちゃ、いもーちょもおねえしゃんもみんなちんじゃったじぇ!」 「ほら、まりさ。お前への虐待……もとい、制裁はここに居ることだ」 「ゆ?」 きょとんとしたまりさを、高台に載せた。前後左右、一歩でも体をズラしたら落ちてちゅぶれる(笑)ような 高台に、だ。 「ゆ、ゆ、ゆうううううううううううううううううううううう!? にゃんにゃのじぇえええええ!」 「おいおい、暴れると落ちるぞ? 落ちるとそれはもう痛いぞ。あいつらなんか目じゃないくらい痛いぞ?」 これは本当である。落ちて潰れる、そこまではいいが死ぬか生きるかは落ち方次第というのが、この高台のゆ っくりできないところなのだ。 上手く落ちれば、痛みもほとんどなく死ぬ。 ……が、下手な落ち方をすると餡子が少しずつ漏れていくという拷問のような死に方をする。 「ゆ゛ ゆ゛ ゆ゛ゆ゛……いやじゃ……まりちゃ……こんなゆっくちできないとこ……いやじゃ……」 「他の連中が終わったら、アトラクションを追加してあげるからねー」 そう言い残して、俺は次女まりさを放置した。ゆぴゆぴと可愛らしい鳴き声をあげるまりさを、俺はもう少し で「かわいがりっ」してしまうところだった。 6:七匹目 次女れいむ 虐待道具:テレビ+ビデオ 接着剤 今は昔、ポケモンショックという事件をご存知だろうか。 全国の子供を恐怖のどん底に叩き落とし、アホな大人たちが「ポケモンが悪いんじゃね?」「ポケモンが悪い みたい」「ポケモンのせい」と右往左往した事件である。 概要はいたって簡単だ。当時、アニメーションで多用されていた「パカパカ」と呼ばれる背景色の点滅が、非 常に激しいものだった上に、色合い的にも最悪の組み合わせだったために、全国の子供たちがてんかんを起こし てしまったという事件だ。 「あのときは本当参ったよなぁ。アニメーションの点滅が、ものすごい勢いで規制されてなー」 「…………」 訳の分からない話をする俺は、きっと次女れいむにとってはさぞゆっくりできてなかったに違いない。 「で、だ。せっかくだからお前にも最高の環境で、その点滅を担当してもらおうと思ってな」 「ゆ……ぴ……?」 用意したのは17インチの小さなテレビとビデオデッキ。黒い布、さっき使った糊ではなく、より粘着力の強 い瞬間接着剤と定規。おっと、忘れちゃいけないナイフもね。 「まずは、見落としがないように瞼を切り落としまーす」 「ゆびぃ!?」 小さくて可愛い両の瞼をさっくりと切り落とす。これでもう、彼女は二度と目を閉じることはできない。 「続いて接着剤と定規を使ってテレビから離れたりしないよう、しっかりと接着しまーす」 「あづづづづづ!? やめじぇ! やめじぇええええ! れいみゅをはなじでえええええええ!」 「駄目♪ そして、俺たちにまで影響がこないように黒い布を被せまーす」 黒い布に包まれた次女れいむは、暗闇の恐ろしさにガタガタと震えている。 「ゆ゛……ゆぅ……くりゃい……きょわい……」 「大丈夫だよー。今から明るくするからねー。最後! ビデオテープをデッキに挿入して……スタート!」 「ゆ? あかるくなっちゃ……ゆう!?」 次女れいむはホッと息をつく暇もなく、すぐに不快感に身をよじった。 「ちきゃちきゃするう! ぴきゃぴきゃしゃんがぴきゃぴきゃしゅぎてゆっくぢできないよぉ゛ぉ゛!」 ビデオの内容は、ただひたすら赤色が激しく点滅するだけ。 それだけに、何の楽しみもない。瞼がないから、目を閉じることもできない。接着剤のせいで、動くこともで きない。限界まで顔をひねって目を逸らそうとするのが関の山。それでも、片方の目から無数の光が飛び込んで くる。 「はっはっは、駄目じゃないか。テレビはちゃんと見なきゃな」 そう言って、俺は次女れいむの頭を両手の指でがっちり固定した。 ちかちか。 ちかちか。 ちかちかちかちかちかちか。 「ゆぎぃ!? いじゃい! きもぢわりゅいいい! やめじぇ! やめじぇえええ! れいみゅぎもぢばるいよ ぉぉぉぉ!」 「あじゃまいじゃい! あだまいじゃいのぉ! ぴきゃぴきゃしゃんがいじめりゅうううう!」 「おっ……おごっ……ゆぐっ……ゆぐぐっ……ゆっ ゆっ ゆっ……っゆうううう! ぎもぢわりゅいいいいい いいいい! えーろえーろ! えーろえーろ!」 「ぴかぴがっ! ぴがぴがあああっ! ぴかぴかあああああっ! おえ゛え゛え゛え゛え゛! ぎぼぢばるい゛ ぎぼぢばるい゛ぎぼぢばるい゛ぎぼぢばるい゛ぎぼぢばるい゛ぎぼぢばるい゛ぎぼぢばるい゛」 「おぼぉ゛……い゛びぃ゛…………ぐぎょ…………ぎょぎょぎょぎょyごyごよぎょぎょぎょぎょぎょ!」 光の洪水が、次女れいむの目と餡子を犯す。 てんかんのように、びくんびくんと痙攣しては餡子を吐き出し続けた。 だが、目の前の光がある以上吐いても吐いても楽になるはずもない。 次女れいむは賢くも、餡子を吐き続ければ永遠にゆっくりしてしまうと分かっている。だから、どうにか食べ ようとするが、口に入れた端からそれ以上の量を吐き出していた。 そうして、怒濤の光が中枢餡に異常を起こさせたらしく――。 「おびょびょyぼよびょびょぼ! ぐぎょぎょぎょぎょぎょぎょyごぎょぎょyごyご! pび! おびびび!」 なんか、変な鳴き声になっていたので、ビデオを停止して次女れいむを取り出した。 次女れいむは未熟ゆのように目が左右に絶え間なく動き、へらへら笑いながら餡をちょっとずつ吐き出してい た。どうやら、“廃ゆ”になってしまったらしい。 「おびょびょびょびょびょ……ぐえ……げぶっ……」 もみあげをぴこぴこと必死になって動かす様がたまらない。なので、こいつも先ほどの皮剥きれいむと同じく 放置プレイ。ま、そのうち死ぬだろ。 7:八匹目 九匹目 三女まりさ 四女まりさ 虐待道具:USB接続扇風機 接着剤 さて、次は――。 予め起動しておいたノートパソコンにUSB接続式の扇風機を繋ぐ。この扇風機、何とも無駄なことに回転数 をPC側でかなり細かく変更できるところが特徴だ。 透明な箱の中身は、死にかけを除くとまりさ二のれいむ一となっていた。 「よーし。それじゃ、次はお前等だ」 「ゆぅ!? ま、まっじぇ! まっじぇえええええ! まりじゃじにだぐない! まりじゃぢゃんとずるがらあ あああああああ!」 「ゆび! おかあああああじゃああああん! おがあああああああじゃあああああん! どぼぢで! どぼぢで だずげでぐれないのおおおおおお!」 「そ そうだよ……おかあしゃん! れいみゅたちのおかあしゃん! たすけて! このおにいしゃんをせいっ さいしてよおおおおおおおお!」 あっはっは。 お母さんはちょっと今、助けられるような状況にないんだよなあ。まあでも、呼びかける分には構わないよ? 「お……か……おかあしゃ……」 「ゆ……おか……おかあしゃ……」 軽くデコピンしつつ、三女まりさのあんよに接着剤を塗って、扇風機の羽根にくっつけた。四女まりさちゃん はしばらく待機。 「ゆぅ……あんよしゃんがむじゅむじゅしゅるよ……うごけにゃいよ……」 「まりしゃ……まりしゃああ……」 三女まりさと四女まりさはすんすんと泣いている。せっかくなので特等席で見せてあげようと、俺は四女まり さを手に持った。動くとちょっぴりくすぐったい。 「じゃ、いくぜ?」 そろそろ頃合いだと、俺はPCから扇風機を起動させた。 「ゆ? うごいちぇるよ?」 ゆっくりと……一ゲージずつ、回転数を上げていく。 「ゆうう……きもちぇいいのじぇ……すぃーさんにのってるみたいじぇ……」 「すぃー? まりちゃもすぃーにのりちゃい! おにいしゃん! まりちゃものりゅうう!」 「はっはっは。お前は後で乗せてあげるからな。はい、更に回転数上げちゃおう」 「ゆびゅ!? す すぃーさんはやしゅぎるじぇ! もっちょゆっきゅりしちぇええ!」 「…………ゆ? まりちゃ…………?」 はーい回転数倍! 倍! 倍! いわゆる「強」状態となった扇風機の羽根の上。それに三女まりさは翻弄されていた。帽子がどこかに吹き飛 ぶが、さすがにまりさもこの状況では帽子などに構っていられないらしい。 「ゆびゃあああああああああああああああああ! いだいいだいいだいだいぢああいだだだだだあいああああっ! ちびじぇるううううううう! まりぢゃがぎびびびびいびびびびびいいb! ぎゃわいいい! まりじゃがあ あああ! いだいいだいだいいあぢあぢあだだだあああああああああああああああい!」 「びゅんびゅんずるううううううううう! ぎもぢばるいいいいい! やあああfうぇふぁfうぇあfわふぁ! だずげえええええええええ! おがあああじゃあああああああああああああああああ! だずげでえええええ えええええええええええええええ!」 「ちぎっ! ちぎいいいいいいいいいいいいいいい!!! まりじゃ! まりじゃぢぎげるううううううううう うううううう! じゃだああああああああああ! おうじいいいいい! まりじゃのおうじいいいいいいい!」 「おぼおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお! いだいいだいいだいおぜながざんがああ ああああ! おぜながざんがいじゃいいじゃいいじゃいいいいいいいいいいいいいい!」 お? 背中が痛い? さすがにこの回転ではよく見えないが……三女まりさの暴れくねり方がなんか妙なような……。 「ざげるううううううう! まりじゃのおぜながじゃんがざげじゃううううううううううううう! やじゃやじ ゅあやうじゃやじゃやじゃああああああああ! おうぢいいいい! おうぢがえるううううううううううううう ううううううううう!」 「ゆ゛……! ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛があ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ!」 あ。 三女まりさの背中が避け、すぽーんと黒い餡子が飛び出した。この勢いではさすがにどうすることもできず。 俺たちの肩を飛び越えて、壁に直撃した。 「も…………………………ど………………………………ゆ…………………………………………びゅ」 最後に。微かに断末魔をあげて、三女まりさはお亡くなりになりました。 「……」 「お、どうしたまりちゃ? お前もすぃーに乗りたいんだろ? ちょっと待ってろよ」 「や…………………………やじゃああああああああああああああああ! まりちゃじにだぐない! やじゃやじ ゃやじゃやじゃやじゃああああああああああああああああああ! おがああじゃああああん! おねええしゃあ ああああん!」 「まりちゃああああああ! まりちゃあああああ! やべでぐだじゃい! おにいじゃん! やめでぐだじゃい いいいいいいいいいいいいいいい!」 「遠慮すんなって。はい、あんよに塗り塗り~♪」 「う……あ……あああああ……」 三女まりさの貼りついたあんよの上に、載せられた四女まりさはおそろしーしーを垂れ流しっぱなしだった。 安心しろよ、まりさ。同じ虐待を二度繰り返すことはないんだぜ、俺は? 限界まで回転数を上げた扇風機の虐待はこれで完了。 次は「一定の回転数でまりさを翻弄する」虐待に移行する。 「やじゃ……やじゃあ……」 「よし、ぐるぐるするぞー」 「やじゃああああああああああああああああああああああああああああああああ!」 回転が始まった。 最初はゆっくり。だがさすがにあの結末は餡子に刻まれたのか、四女まりさは震えて泣き続けるだけだ。 回転数が上がるにつれて、さらにその悲鳴は激しくなる。 「じにだぐない……! まりじゃじにだぐないい! だずげでえええ! だずげでええええええ……!」 うん、これくらいかな? 千切れない程度の速度に設定すると、俺はしばらくまりさを放置することにした。 ついでに特等席で見せてやろうと、長女れいむを摘み上げる。 「まりじゃあああああ! ゆっくぢだよ! ゆっくぢすればだいじょうびゅだよお!」 「おねえ……じゃ……! まりちゃ……まりちゃゆっくぢずるよおお! じでるよおおおお!」 回転しながら、まりさの眉がきりっと上がった……ような気がしないでもない。 「まりじゃ! だいじょうびゅ!?」 「ゆ! まりじゃへいきなのじぇ! おねえじゃんのまりじゃはぎっどよわがっだのじぇ!」 回転数を上げたくなるような発言どうもありがとう四女まりさ君。 まあでも、次第にそうはいってられなくなるんだけどね。 十分経過。 「…………」 「ゆ~ゆゆ~……まりちゃ……がんばっじぇっ……」 「ゆううう~ゆゆ~♪ まりちゃへいきなのじぇ……!」 二十分経過。 「んー。ゆーチューブになんか面白いのきてないかなー? えーと……『ゆっくりを乗馬ましーんっではっする っに責め立ててみた』? 面白そうじゃないか」 「ま……まりじゃ……? まりじゃ……だいじょうびゅ……?」 「ゆび……ゆべ……だ……じょ……だい……じょびゅ……」 「畜生釣りだったあああああ! でいぶが乗ったところを見たってはっするっも何ともねええんだよおおおおお お! きもいいいい! 主に全身きもいいいいいいい!」 三十分経過。 「へー……ぱちゅりーがBLに走ると中のクリームが腐臭を放つようになって、同じぱちゅりーでもゆっくりでき なくなるのか。勉強になるなー……」 「まりじゃあああああああああああああああああああ! おにいじゃん! まりじゃをだずげでぐだざい! ま りじゃがへんなんですうう!」 「ゆぴぴぴぴぴいーーーーー! ぴぴぴぴぴぴーーーーーーーーーー!」 「お、三十分で駄目になったか」 この原因は、言わずとしれた扇風機である。先ほどのように物凄い勢いで吹き飛ぶことはないものの、ずっと 振り回されていたのだから、中の餡子がゆっくりと片側に偏り始めたのだ。やわい赤ゆっくりである。 中枢餡ごと移動しているに違いない。 一旦、扇風機を停止する。 「ゆべ……ゆひ……」 先ほどのポケモンフラッシュで廃ゆになった次女れいむ同様、四女まりさもすっかり廃ゆになってしまった。 ただし、餡子は吐かない。 俺はあんよに、そっと接着剤のはがし液を塗ってまりさを解放した。だが、そのまりさは長女れいむが怯えて あとずさるほど奇怪な姿になっていた。 餡子が片側に集中しているせいで、歩くのもままならない。一方はみっちり餡子が詰まっているのに、もう一 方はスカスカだ。口元は開き、だらしなく餡子を垂れ流している。 あ、そうか。 ゾンビに似ているんだ、こいつら。 そっと指で皮をつつくと、ひにゃんと凹んでしまった。わはははは、笑えるツラだ。 「まりじゃあああ……まりちゃああああああ! わきゃる? まりちゃのおねえしゃんのれいみゅだよ……」 解放してやった長女れいむが、すーりすーりを試みる。が、餡子が偏った四女まりさにとって、すーりすーり は痛く苦しいだけであろう。 「ゆびーーーーーっ! ゆびっ! ゆびっ、ゆびびっ!」 「ゆゆ!? どぼぢでいやいやちゅるのぉぉぉ! ぷーらぷーらしちゃだめだよおお!」 あはははは。ただでさえ、先ほどまで接着剤で貼りついていたあんよだ。剥がれたといってもろくに歩けやし ないだろう。その上、偏った餡子のせいでバランスが取れない。 まるで起き上がりこぼしのように、ふらついては倒れ倒れてはふらついている。 じゃ、こいつも無事に生き残ったことを祝して、お仲間にしてあげよう。 「ゆひっ、ゆひっ、ゆびびび……いじゃいよぉ……ちゃむいよぉぉぉぉぉ……」 皮を剥がされ、餡子の塊になった四女れいむはずっと泣きっぱなしだ。後でオレンジジュースでも掛けてやる か。痛いだけだと思うけど。 「…………ゆ…………」 ポケモンフラッシュで餡子を吐きっぱなしだった次女れいむは虫の息だ。時折、ビクッ! ビクッ! と痙攣 しているあたりが、まだ生きているという唯一の証だ。 乾いた眼球のせいで泣くこともできず、そうかといって餡子に叩き込まれた強烈な光は、未だ彼女を苦しめて いる。 そのお隣に、偏り餡子の奇形まりしゃちゃんを置く。彼女も無事に生き残った。これからは充実したゆん生を 全うしてほしいなぁ、と心から願う次第である。 「さて……」 俺は危うく忘れかけていた次女まりさがどうなったか、調べることにした。 「ゆっ、ゆっ、ゆっ、ゆっ、ゆっ……」 次女まりさはガタガタと震えている。無理もない、この高さから落ちれば「とってもいちゃいいちゃい」どこ ろで済まないのは確実だ。 だが、動かないだけというのもまた難しい。 ほんの少し体がずれれば落ちる寸前までいってしまう。おまけに、流れた体液(涙とおそろしーしー)が床を 滑りやすくさせていた。 「きょわいよぉぉぉ……おぢだぐにゃいよおおおおお……」 面白いのでしばらく観察。 まりちゃはどうやら、うんうんをしたくなったようだが体を動かすことができないので、うんうんを必死に堪 えているようだ。ひょっとしたら、先ほど悲惨な最期を遂げた末のうんうんれいむのことが頭に浮かんでいるの かもしれない。 「う……うんうんしゃんは……ででごないでねっ……」 だが、便意を我慢するというのは人間でも相当な苦痛なのだ。 「いじゃいよぉ……ぽんぽんしゃんがいじゃいよぉぉぉ……」 赤まりちゃ程度が耐えられるはずもない。 「う゛……びいい……! でりゅ……うんうんでちゃう……! やだぁ……でちゃくないいいい! ゆ゛! ゆ がああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」 あにゃるからうんうんが垂れ流される。だが、あにゃるを床に貼り付けていたせいで行き場のなくなったうん うんが、次女まりさのおしり周りにべっとりとこびりついた。 「うぇぇぇえ……ぎぼぢわるいぃぃ……まりちゃ……ちゃんとうんうんできるにょにぃ……」 「よう、まりさ。お困りのようだな」 そろそろ見るだけというのも飽きてきたので、俺は次女まりさに話しかけた。 彼女はウルウルとした瞳で俺に、わずかに頭を下げる。この状況では、それすらも死に繋がる行為だ。 「たずげじぇ……たずけじぇぐだじゃい……まりちゃ……きょわいきょわいでちゅ……」 「……」 俺はそっと、USB接続型扇風機を手に取るとタンスの上に置いた。ケーブルを外しても、電池で動くタイプ なので問題ない。 「ゆ……?」 「まりちゃちゃん。暑いだろ?」 「ゆゆ? ……べ、べつにあちゅくなんか……」 「遠慮すんなって! 俺とまりちゃちゃんの仲じゃないか! ほら、体が吹き飛ぶくらいに強い風を送ってあげ るからね!」 「…………………………………………………………………ゆ゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!! いいでじゅ! まりちゃおかぜしゃんいりまぢぇん! おかぜじゃんはあっちいってくだちゃい!」 この次女まりさは賢い。どうやら、自分がどういう状況に追い込まれたかを悟ったらしい。 まあでも、悟ったからといってどうにかなるものではないのだけどね。 「スイッチオン」 タンスのすぐ傍に高台を移して、風が直撃するように調整する。ぶおおおおん、という不気味な音と共に扇風 機が次女まりさの体を少しずつ動かしていく。 「ゆ……び……やじゃ……やじゃああああ! じにだぐない……まりじゃ……じにだぐない……!」 ぶおおおおおおおおおおおおおおおお。 風は無情に、まりちゃの体を動かしていく。 「おか……じぇ……しゃん……やめちぇね……まりちゃ……いちゃいいちゃい……いやじゃ……やめちぇ……や めちぇええええええええ!」 「がんばれまりさ! がんばれまりさ! そら、長女れいむちゃんも応援するんだ!」 俺はまたもれいむを摘み上げた。 「ゆびっ!? ま、まりちゃちっかりちちぇ!」 「おね……じゃ……まりちゃ……きょわい……」 「だいじょうびゅ! がんばちぇ! がんばちぇえええええええ!」 次女まりさは必死になって考えた結果、とうとう最後の手に打って出た。 「ゆび!」 テーブルの端に、噛みついたのだ。 「ゆぅ! きょれでみょうあんちんだにぇ! まりちゃはおちちぇいちゃいいちゃいちなくてすむんだにぇ!」 ドヤ顔の長女れいむ。 まりさも動かなくなった自分にようやく安心したのだろう。目をつむっている。 「んー……まあ、まりさは動かないだろうな。まりさは」 「ゆ?」 俺は無言で、次女まりさのおかざり……ウィッチハットを指差した。 (ゆゆゆ!? まりちゃのおぼうちしゃん! うごいちゃだめだよ! ゆっくちできなくなっちゃうよ!) まりさは自分のおぼうしがズレていくのを感じるらしく、絶望的な表情を浮かべていた。 ゆっくりにとっておかざりは命に等しい。特に、こういう赤ゆにとってはあって当然のものだ。これがなけれ ば、ゆっくりは個ゆっくり認識ができない。ベタな言い方をすれば、魂のようなものなのかもしれない。 (おぼうちしゃん! まりちゃのおぼうちしゃん! もどっちぇ! もどっちぇええええええええ!) 「まりちゃのおぼうちしゃん! まりちゃにもどってえええええええええ!」 ず。 ず、ず。 ずずずずず。 すぽーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。 次女まりさの頭から帽子が脱げ、風に流されて吹っ飛んでいった。 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」 長女れいむの悲鳴。 (お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!) 次女まりさの苦悶の表情。 だが、この次女まりさはとても優秀なゆっくりだった。 こんな状況にあってもなお、テーブルにしっかりと噛みついていた。やるな、俺はてっきり悲鳴をあげて帽子 を追いかけると思ったのだが。 「まりちゃ! ちっかりちて! まりちゃはまりちゃぢゃからね! おねえしゃんはまりちゃのことちゃんどわ がるからねえ!? まりちゃはおかざりなくてもとっでもゆっぐりじでるよおおおおお!」 そして、長女れいむも相当に優秀だ。 「おかざりのないゆっくりがいるよ! おおぶざまぶざま」くらいの展開は予想していたんだが。長女れいむは どうやら、おかざりが無い程度で認識できなくなる訳ではないらしい。 「おねえしゃんはまりちゃがだいちゅきだきゃらね! ゆっくちちてるまりじゃがだいじゅぎいいいい!」 (おねえ……しゃん……) 次女まりさは、感動の涙を流している。長女れいむも、感動の涙を流している。 さあ。 さあ、材料は揃ってしまったぞ。 れいむ。 言っちゃえ、れいむ。 あの言葉を言っちゃえ、言いたいだろ? 言いたくて言いたくて仕方ないだろ? さあ。 さあ、さあ、さあ! 「まりちゃ!」 (おねえしゃん!) ゆ っ く り し て い っ て ね ! あー……言っちゃった(笑) 「ゆっぐりじでいっで――――――――――――――――――――――――――――――――ゆ?」 「ゆ゛ゆ゛?」 長女れいむと次女まりさは、きょとんとした表情で見つめ合う。 長女れいむは俺の手のひらで、そして次女まりさは…………空中で。 不意に、まりさの眉がキリッと釣り上がった。 「おそらをとんじぇるみちゃ…………………………ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?」 ひゅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。 べたん。 「ゆ? ゆ? ゆ? どぼじで? どぼじでまりちゃが……」 「わははははは! そりゃ、そりゃお前が……ぷっ……ゆっくりしていってね、なんて……ぶふふっ……言う からだろ……どわはははは! ホントに言っちゃうとは思わなかったわ!」 「ゆ゛……ゆううううううううううううううううううううううううううううう!? まりちゃ! まりちゃ! まりじゃああああああああああああああああああああああああああ! ゆっぐり! ゆっぐりいいいいいいいい いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」 「れいむ。お前は本当に馬鹿だなー! わはははは!」 「ゆがああああああああああああああああああ!?」 俺はれいむを、次女まりちゃの飛び降り死体の傍へ下ろしてやった。 「まりしゃ……まりしゃああああ……!」 「ゆ゛……ぐ……じ………………」 「まりしゃ……ぺーろぺーろしゅるよ……ぺーろぺーろしゅれば……にゃおるよ……」 その言葉に、想像を絶する激痛に悶えていた次女まりさが長女れいむを睨んだ。 「じねぇ……まりじゃを……ごろじだ……れいみゅは……じ、ね……」 「ゆびいいいいいいいいいいい!? ちぎゃうよおおお! まりちゃをごろじだのはれいみゅじゃないよおお!」 「いやいや、お前が『ゆっくりしていってね』なんて言うからだろ」 「うぞじゃああああああああああ! うぞじゃあああああ! れいみゅはまりちゃをころちてなんかない! な いんだああああああ!」 「じ、ね……じね、じね、じねぇ……」 じたばたしていた長女れいむの表情が、不意に冷たくなった。 「れいみゅにちゅみをきしぇるようなまりちゃはいもーちょなんかじゃないよ!」 「お?」 ずりずりと長女れいむが瀕死の次女まりさに近づき――。 「ゆ゛ っ゛ ぐ り゛ じ ね゛ !」 頭に飛び乗った。 「ゆびょ!?」 即死だった。うーん、元々ゲス化の徴候があったのか。それとも、この度重なる苦労のせいで発狂したのか。 まあ、どうでもいいことではある。 これで全ての虐待は終了。後片付けを残すのみだ。 「ゆ? ゆゆ? おにいしゃん……これでおわりゅの?」 俺の手のひらで、長女れいむは喜びの表情を浮かべる。 「ああ。終わりだよ。俺はもう、お前に痛いことは何もしないよ」 そう言って、俺は最後に残った道具を取り出した。 それは、何の変哲もない透明な箱。 ただし、サイズは小さい。赤ゆっくりが一匹入ってそれで満杯というレベルだ。ぷくーすらもできない狭さ。 8:十匹目 長女れいむ 俺は長女れいむを透明な箱に入れた。タンスの上に置いて、後は放置を決め込むことにする。 さーて、片付け片付け。 9:十一匹目 ??? テレビやビデオを片付け、ノートパソコンを片付け、透明な箱は洗って片付けて。 生き残り組三匹を延命させるためにオレンジジュースを降り注ぎ、そっとティッシュに載せた。 そして。 部屋の片隅で、これまでの虐待を全て眺めさせられていた親れいむの元へと向かった。 最初から、ずっとこいつは此処に居たのだ。 「いよっ」 マジックミラーを手早く片付けると、親れいむの悲惨な状況が露わになった。 あんよは例によって炭化するほど焼かれている。 のーびのーびもできないように、体中に針をぷーすぷーすされている。 もみあげは当然のように引き千切られている。 瞼を閉じることができないよう、当然のように切り取られている。 そして口には、ガムテープをガチガチに貼っていた。 俺を見た途端、親れいむは殺意にぷるぷる震えて睨んだ。 睨み続ければ俺が死ぬ、そんな果てしない夢を掴んでいるらしい。 ガムテープを一気に引き剥がした。途中途中で皮が剥がれて餡子が漏れたが、まあ許容範囲だ。成体のゆっく りはそうそう死にはしない。 「ぎゃばああああ!」 口が開いた途端、親れいむは大きく口を開けて中のものを吐き出そうとした。 「んべっ! んべべっ! まりちゃああ! れいみゅうう! ででぎでえええええ!」 「無理無理。もう食っちゃっただろお前」 赤ゆから成長した子れいむと子まりさの二匹。俺はそいつを口の中に放り込んだ上で、ガムテープで口を塞い でおいたのだ。 「ぶべーーーーーーっ! ぶべべべべええええっ! ……ゆ?」 ころん、と黒い塊と白い塊が出てきた。 親れいむの表情が輝く。 「まりじゃあああ! れいみゅううう」 「いや、それただのおかざりだろ」 黒い塊は、まりさのおぼうし。白いのは、れいむのりぼんだ。 「……………………ゆ゛ううううああああああああ!」 親れいむが俺を睨む。 「どぼじでごんなごどじだんだあああああああああああああああああ! ゆっぐりごろじいいいい! くぞじじ いいいいいいい!」 俺はにっこり笑って、その理由を……彼らを虐待するに足る理由を懇切丁寧に説明してやることにした。 「お前、森で俺と出会ったときのこと覚えてるか?」 「ゆ゛ぐあああああ! わずれるもん゛があああああああああああああああああああああ!」 俺の家の近くにある雑木林。 そこには小規模なゆっくりの群れがあった。このれいむもその群れの一員であった。 どうやら、番いであるまりさは永遠にゆっくりしてしまったらしく、れいむはしんぐるまざーとなって、子ゆ っくり二匹と赤ゆっくり十匹を育てていたらしい。 もちろん、れいむ一匹では無理だ。 なので、群れのみなに少しずつ食料を分け与えて貰っていた。 普通ならば、れいむは間違いなくでいぶ化する。 だが、奇跡的にもれいむは賢いれいむだった。しんぐるまざーででいぶ化するのではなく、一刻も早く子ゆっ くりと赤ゆっくりを育て、狩りをさせようとしたのである。 赤ゆ十匹が雑木林に整列した。 子ゆっくり二匹が周囲を警戒するように、そして赤ゆがどこかに行かないように見張っている。 親れいむは赤ゆたちに言った。 「おちびちゃん! れいむたちにはおとうしゃんがいないよ! それはゆっくりわかってね!」 「ゆ」 「ゆうう……」 何匹かが啜り泣くが、れいむは心を鬼にして続ける。 「むれのみんなが、れいむたちをかわいそうだとおもってごはんさんをわけてくれてるよ! でも、それにたよ っているとなまけものさんになっちゃうからね! なまけものさんはゆっくりできないよ!」 「ゆび! れいみゅなみゃけものじゃないよ!」 「まりちゃもそうだじぇ!」 十匹が口々に自分はなまけものじゃないとアピールする。それを見て、親れいむは満足げに目を細めた。 「ゆふん。だから、おちびちゃんたちはちょっとだけはやいけど。かりのおてつだいをしなきゃいけないよ! だいじょうぶ、おかあさんやおねえちゃんがついているからね!」 「「「「「「「「「「ゆっくちりかいちたよ!」」」」」」」」」」 そうして、親れいむの授業が始まった。親れいむ自体、狩りは得意な方ではなかったが群れの狩りが得意なち ぇんやみょん、まりさに教えを受けて知識は蓄えていた。 「いもむしさんはとってもゆっくりできるよ!」 「ちょうちょさんはおちびちゃんにはむりだから、おかあさんにおしえてね!」 「けむしさんはいたいいたいだよ!」 「このあまあまさんは、とっておこうね!」 親れいむは小さな雑木林を縦横無尽に駆け回る赤ゆたちを見て満足していた。 これなら大丈夫。 愛しいまりさがいなくても、自分でちゃんと育てられる。 「ゆゆ? おかあしゃん!」 長女れいむが、母に駆け寄る。 「ゆ? どうしたのかな、おちびちゃん!」 「むこうにいるのはにゃに?」 「ゆ、あれは…………あれは、にんげんさんだね!」 長女れいむと母の会話が気になったらしく、赤ゆたちが見る見る内に親の元へと集まってくる。 「にんげんしゃん?」 「にんげんしゃんって?」 「ゆゆ……へんなゆっくりだよ……」 赤ゆの知識の乏しさに親れいむは溜息をつく。 まあ、当然だろう。 今まで人間さんを見たことなど一度もないのだから。 「よくきいて! にんげんさんはゆっくりじゃないよ! ゆっくりはゆっくりしているけど、にんげんさんはゆ っくりしてないんだよ!」 「ゆっくち……ちてない?」 「そうだよ! にんげんさんはゆっくりしてないきものなんだよ! ゆっくりたちとはちがうんだよ!」 「ゆゆ……わかっちゃよ、おかあしゃん!」 「ゆゆ~……ゆっくちしてないなんてかわいちょだよね!」 親れいむはその言葉を聞いて、満足げに頷いた。 「そうだよ! にんげんさんはかわいそうなんだよ! ゆっくりでよかったね!」 「「「「「「「「「「ゆっくちりかいちたよ!」」」」」」」」」」 その言葉を聞いた俺は、迷わずラムネスプレーを取り出した。 「……な? だから虐待したんだよ。これでお前も納得しただろ」 親れいむは納得してくれたか、と思ったが……どうやらそうではない。唖然としているらしい。 「ふ……ふ……ふじゃげるなああああああああああああああああああああ! そんな! ぞんなごどで! ぞん なごどいっだだげでええええええ!」 「いやいや重要だよ、お前。ゆっくりは人間さんじゃない。ゆっくりはゆっくりしているが、人間さんはゆっく りしていない。まあ、ここまでは百歩譲って良いとしよう。可哀想……と言ったのも実はまあいいんだ」 「にゃんでえええ! ぞれじゃあああ! ぞれじゃあなんでえええ!」 「お前は一つ、大事なことを教え忘れている。人間さんはな、怖いってことだ」 「ゆ……!」 「お前が教えなかったせいで、あいつらはいつか子ゆっくりになって行動範囲が広がったあと、ゆっくりしてな い人間を見下げた言動を取るようになるだろ?」 「ゆ……ぞんな、ごどっ……」 「だって、お前が割とそんな感じだったからなあ。お前、ゆっくりが人間を馬鹿にしちゃあいかんよ。人間さん はゆっくりしてない。ゆっくりしてないこわいこわいいきもの。せめてそう教えておけば、いつか人間とゆっく りの格差ってやつも理解しただろうに」 「ゆがアアアアアアアアアアアア! うるざあああああああああああああああい! ごろじでやる……ごろじで やるうううううううううううう!」 「はい平手打ち」 すぱーん、すぱーん、すぱーん! 「ゆびいいい! いじゃい! いじゃいあいいいいいいい!」 「人間を舐めたゆっくりはな、どうしたってこういう目に遭うんだよ」 「うぐ……ぎ……」 「反省はしてない。心も折れてない……か。よし、ならこうしよう」 俺は生き残った三匹をまとめて口の中に放り込み、ガムテープで塞いだ。 (やべ……やべえろおおおおおお! やべでえええええええええええええええええええええ!) 「ゆ……ゆ……」 剥き出しの餡子で想像を絶する激痛を味わう四女れいむ。 「…………」 ポケモンフラッシュで餡子を吐き出すだけ吐き出し、すっからからんになりつつある次女れいむ。 「ゆぴぴぴぴ! ゆぴょーーーー!」 この中では唯一元気な、片側偏り四女まりさ。 全員、遅いか早いかの違いだけで後は溶けるだけだ。俺は成体ゆっくり用の大きな箱の中に親れいむを放り込 んだ。それから、先ほどの長女れいむを親れいむのすぐ傍に移動させる。 これで、最終工程終了。 後は待つだけである。 ――それから、瞬く間に時間が過ぎた。 「くるちい……くるちいよお……おかあしゃん……たずげでよおお……」 狭い透明な箱に放り込まれた長女れいむは、涙を流し続けている。 目の前には、優しかった母れいむ。 彼女も涙を流し、たんたんと何度も何度も箱に頭をぶつけていた。 お互いの声は聞こえない。 親れいむは口を塞がれているし、長女れいむの声は小さくて箱の中からは届かない。 だから。 お互いにただ泣くしかない。 一日が過ぎ、長女れいむの顔色が次第に悪くなってきた。 「おにゃか……すいちゃ……おにゃか……」 しーしーもうんうんも垂れ流し。 だが、それ以上に長女れいむは空腹に責め立てられていた。 (ぐぞにんげんっ!!!!! ごはんざんを! おぢびじゃんにごはんざんをよごぜええええええええええ!) あんよが焼かれているにも関わらず、精一杯に暴れようとする親れいむ。 「ゆぴ……ゆぴぴ……おにゃが……おにゃがああああ……」 泣いている。ただ泣いている。 親れいむも泣いて泣いて泣いている。 口の中の三匹は、とうに親れいむの腹に収まっていたので、幾分かマシだった。 (おじゃべなじゃい! おじゃべなじゃああい! おじゃべえええええ!) 狂ったようにおたべなさいをしようとする親れいむ。しかし、口が塞がれていてはどうしようもない。ただ、 長女れいむが死ぬのを待つしかない。 「ど……じで……たずげで……ぐれない……の……」 ぱくぱくと長女れいむが口を開く。 油断なく観察を続けていた俺は、そろそろ頃合いかと長女れいむを箱から取り出した。 「おじょ……ら……」 (やべろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお! ざわるなああああああああああああああ!) 俺はそっと、親れいむの背後に長女れいむを下ろしてやった。 (おぢびじゃ! おぢびじゃああああん!) 「おか……じゃ……………………じ、ね……………………」 (………………………………………………………………………………………………………………………………… …………………………………………………………………………………………………………………………………… …………………………………………………………………………………………………………………ゆ?) 「じね……ゆっぐぢ……ざぜない……おやは……じね……じね……じね……」 長女れいむは大きく息を吸い――渾身の力を篭めて叫んだ。 「しィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ ィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ ィィねェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェ ェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェ!!!!」 がはっと餡子を吐き出し、長女れいむは息絶えた。 ――ぽきん。 そして。 母親であったれいむの、心が折れた。 雑木林。 小さなこの林にはゆっくりの小規模な群れがある。その中に、人間さんに捕まっていたれいむがいる。 善良な野生ゆっくりである彼らは、れいむのために幾許かの食料を分け与えていた。 そして、こう子供たちに言い聞かせるのだ。 「いい、おちびちゃん? にんげんさんはね、とってもつよくてとってもこわくてとってもゆっくりできないん だよ? さからったら……ああなっちゃうからね」 「ゆぴ……ゆぴぴぴぴ……ゆぴ~♪」 親れいむは、死臭を放つ十二のおかざりにすーりすーりを繰り返す。頬皮が既にちぎれ、餡子が剥き出しにな っているのも構わずに……。 赤ゆっくりたちはそれを見て、心底餡子が冷えるのを感じていた。 親の言葉に、頭を縦に何度も何度も振った。 「ゆっくちりかいちたよ……」 親れいむは、体を張って群れのおちびちゃんたちに教育を施していたのであった。 <あとがき> 赤ゆが空から降ってきてくれねえかなあ あと、ガシャポンで年齢が分かると指摘されてちょっと泣いた。 過去の作品 anko3216 愛するでいぶ anko3238 ゆ虐思考 anko3257 赤ゆ十連発(前編)
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『何もしない 赤ゆ編』 6KB 虐待 小ネタ 赤ゆ 透明な箱 7作目 好きの対義語は嫌いではない。 『無関心』である。 『何もしない 赤ゆ編』 (ゆっくちうまれりゅよ……きゃわいいれいみゅがゆっくちうまれりゅよ……) 目を閉じた赤れいむは、餡子から伝わってくる親ゆっくりたちの記憶に温かな思いを馳せながら期待に腹を膨 らませる。 (あみゃあみゃしゃん……おやしゃいしゃん……すーりすーり……こーりょこーりょ……のーびのーび……おう たしゃん……ぜーんぶたのしみだにぇ……) 実ゆ状態の彼女たちには、様々な記憶が餡子から流れ込んでくる。辛いこと悲しいことは最小限に。ゆっくり できることばかりが詰め込まれている。これが、親が優れていても子がゲスになる一因である。何しろ、親の苦 労は伝わらないのだ。 だから、赤れいむはとても優しい世界を想像する。 広い広いゆっくりプレイスには、れいむの大好きなあまあまやおやさいさんが所狭しと並べられ、家族でのー びのーびと日々をゆっくり暮らす。 そんなことしか、頭にない。 もちろん、そんなことは滅多にない。赤ゆとして生まれた彼らは次第に現実を知り、日々の生活のわずかなゆ っくりを楽しむことで大人になっていく。 ゆっくりする。 それはゆっくりにとって、呼吸や食事、睡眠やすーりすーりより遙かに重要なことなのかもしれない。 (おかあしゃんとおとうしゃん……ゆっくちちようね……いっしょにずっとずっと……ゆっくちしようね……) やがて、餡子の供給が途絶えた。と同時に茎と赤れいむの接合部分がゆるみ始める。 本能的に、もうすぐ自分が生まれるのだと理解した。 (うまれりゅよ! うまれりゅよ! きゃわいいきゃわいいれいみゅちゃんが しぇかいにしゅくふくしゃれて ゆっくちゆっくちうまれちゃうよぉぉぉぉぉ!) ゆさ。 ゆさ、ゆさ、ゆさ。 ぷちん。 (うまれりゅうううう! れいみゅ、れいみゅしあわしぇになるにぇぇぇぇぇぇぇ!) どさっ。 赤れいむが生まれた瞬間、最初に思ったことはゆっくりできることではない。 純粋な、痛みである。 「いじゃああああああああああああああああああああい! いじゃい! いじゃい! いじゃいいいいいいい!」 落ちたのは、ふわっふわっなベッドではない。 ガラスの床だった。赤れいむの苦難のゆん生は、ここから始まり――恐らく一日もしない内に終わるのである。 「ゆぐっ、ゆぐっ、ゆぐぅっ……いちゃいよお……いちゃいいちゃいだよぅ……きゃわいいれいみゅのおからだ さんがいちゃいよぉ……」 痛みを堪えながら、赤れいむは目を開いた。 世界、世界が見える。 「ゆ……?」 あれ。おかしいぞ、と赤れいむは思う。 「おかあ……しゃん? おとうしゃん……?」 本能で、赤れいむは両親を捜す。だが、周囲は濁った感じの壁にぐるりと取り囲まれており、どこにも両親ら しき姿は見当たらない。 「おかあしゃん! おとうしゃん! れいみゅだよ! きゃわいいれいみゅがうまれたんだよ!? おへんじし てにぇ!」 ずーりずーりと、床を這う。 だが、返答はない。物音一つとして聞こえない。 両親がいない。どこにもいない。消えてしまったのだ。 「ゆっ……ゆぐっ……ゆああああああああああああああああああん! おかあしゃあああああん! おとうしゃ あああああん! ゆっくちさせてぇぇぇぇ!」 絶叫が響く。 だが、応じる者は誰もいない。 しばらく泣いていた赤れいむは、不快な気分に身をよじった。 「ゆ……おにゃかすいちゃよ……」 ずーりずーりと、ごはんさんを探す赤れいむ。だが、ここには本当に何もない。茎すら存在しないのだ。 「ゆううう……おにゃかすいたよおおおおおお! ごはんさんむーしゃむーしゃしたいよおおおおおおおおお!」 やがて、赤れいむの絶叫は掠れ始めた。 「ゆ……おのどがかわいたよ……おみずしゃん……どこ……」 もちろん水もない。 ここには本当に何もない。この小さな世界には、赤れいむしか存在しないのだ。 「ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛……ゆんや……ゆんやああ……。たちゅけて……だれかたちゅけて……きゃわ いいれいみゅを……ゆっくちさせちぇ……」 「おにゃかすいちゃよ……ごはんさんむーしゃむーしゃちたいよ……あまあまさん……むーちゃむーちゃして、 しあわせーになりちゃいよ……」 食べたこともないあまあま。それはどんな味なのだろう。 「おみずしゃん……ごーくごーくしたいよ……」 水をごーくごーくすると、きっとこの不快さもなくなるのだろう。 「おかあしゃん……しゅーりしゅーりしようよ……おとうしゃん……こーりょこーりょしようよ……」 母のお腹にすーりすーりしてみたい。 父と一緒にこーろこーろして遊んでみたい。 どんな風に気持ちいいのか、どんな風にゆっくりできるのか。 一度も体験したことのない赤れいむには、想像がつかない。 「ゆっくち……ちたいよ……ゆっくちって……どんなの……? ゆっくち、ゆっくち、ゆっくちちたいよ……ゆ っくち……ゆっくち……」 ゆっくりする。 ゆっくりならば、誰もが当然のように考えていること。 それすら、赤れいむは分からない。 「おにゃか……おみじゅ……おかあしゃん……おとうしゃん……ゆっくち……」 赤れいむが生まれてすぐに味わったのは痛み。 落下して、誰にも守られずに冷たい床に落ちてしまった。 次に、どうしようもない飢餓感。 最初に食べるはずの茎すらなく、切り離されてから一度たりともむーしゃむーしゃすることができなかった。 最後に、寂しさ。 両親はいない。姉妹もいない。草木や石ころすら赤れいむの周りには存在しなかった。 そう、この赤ゆっくりにはもう本当に何もなかったのである。 与えられたのは知識だけ。 それを一つも活かすことができず、赤ゆの生命は尽きようとしていた。 「ゆ……く……」 (れいみゅ、にゃんにもできなかっちゃよ……このまましにゅよ……) (うまれてこにゃければ……よかっちゃ……いきちぇちぇも……よかったことなにもないよ……) (いちゃい……さみゅい……きゅるしい……) (もっと……もっと、ゆっくちしたかっちゃよ……) 赤れいむは生まれて十七時間後、永遠にゆっくりした。 最後の十時間は、虚ろな瞳で横たわるだけだったが、声を拾うと微かに「ゆっくちちたいよ」「おにゃかすい ちゃよ」「ごーくごーくしちゃいよ」「おかあしゃんとしゅーりしゅーりしちゃいよ」と繰り返していたらしい。 「映像編集完了っと」 十七時間の生命を、約三分に短縮する。一番面白いのは最初の痛みによる悲鳴、それが絶望に変わるまで。後 の死ぬまではおまけのようなものである。 「あえて何もしないというのも、案外楽しいですよ。赤ゆっくりならば何も知らない故の絶望を。子ゆっくりな らば、未来に希望を持っているが故の絶望を。成ゆっくりならば、絶望を知っているが故の絶望を、それぞれ見 せてくれますから」 と例の博士に言われたので、早速実践してみたがなるほど面白い。 面白いんだが……。 「やっぱり時間が掛かるのがネックだよなあ」 赤ゆでこれだ。子ゆや成ゆならどれだけかかることやら。 だが、せっかく透明な箱特殊タイプ(マジックミラー仕様。中から外は見えないが、外から中は見える)を購 入したのだ。 よし、次は子ゆっくりで試してみるとしよう。 <あとがき> 放置プレイは辛い 飲みの席で話しかけたのに、喧噪で返事が返ってこなかったときの虚しさを こめて書きました。すいません、うそです。 過去の作品 anko3216 愛するでいぶ anko3238 ゆ虐思考 anko3257 赤ゆ十連発(前編) anko3263 赤ゆ十連発(後編) anko3271 手を触れずに殺害せよ anko3274 子ゆっくりのゆん生が終わるまで 挿絵:
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※小ネタとなっております。 ※最初に謝っておきます。もう色々とすみませんすみません。 ジリリリリリリリリリリリリリリ! 終業を報せるベルが工場に鳴り響く。 お兄さんは過酷な作業から解放され、数分後には赤みがかった空の下にいた。 やっと赤ゆたちと楽しいひと時が過ごせる。 お兄さんは夢に見るほど赤ゆっくり…動き回って喋る不思議饅頭、の赤ん坊が好きだった。 あのちいさなほっぺが大好きだった。 そのちいさなほっぺでするぷくーが大好きだった。 ぴょんぴょん跳ねるところが大好きだった。 食べ物をむーしゃむーしゃするところが大好きだった。 しーしーを漏らして命乞いをする所が大好きだった。 どんなに食べても胸ヤケしないところが大好きだった。 とにかくとにかく、大好きだった。 激務の後に訪れる、休息のひととき。 もう走り出す足を止められない、この日をどんなに待ち望んでいた事か。 お兄さんは全力ダッシュで街中を進み、銭湯『ゆの湯』に向かう。 番台のおやじさんに料金を払い、即座に脱衣(クロスアウツ)すると浴室の引き戸をガラガラと開ける。 *ここから先のお兄さん達の股間には「オンバシラ」と書かれた黒塗り処理がされていますので 安心して御覧下さい。 男湯? いいえ。 「お」兄さんの「と」きめき「子」ゆの「湯」 略しておとこゆです。 一ヶ月に一日だけ、銭湯のオヤジさんの粋な計らいで大浴場には湯の代わりに赤ゆが満たされ、 多くの虐待お兄さん達の憩いの場になっていた。 お兄さんはまず洗い場に向かい木製のイスに腰掛けると、脇に置いてある桶に山盛りにされた 赤ゆを数匹掴み取って首筋から順番にゴシゴシ擦り付ける。 ガチガチの二の腕、カッチカッチな胸板、6つに割れた腹筋が餡子とクリームによってぬらぬらテカテカと輝きだす。 「ゆ゛ぎゃっ!」 「や゛め゛ぢぇね゛!や゛め゛ぢぇね゛!」 よくよく見ると逃げられないよう丁寧に足焼きされた赤ゆは、最初は言葉による抵抗をしているが 鍛え上げられたお兄さんのボディに擦られて皮が破れ、その中身を失い始めると次第に無言になりそのまま永遠にゆっくりする。 ゆ船に浸かる前に体を洗い流すのは大事なマナーである。 お兄さんはついでに赤ゆをもう一掴みすると頭髪にもワシャワシャこすり付ける。 赤ゆシャンプーである。 見渡せば入浴前のお兄さんは全て、洗い流しゆとシャンプゆ~をしていた。 「も゛っどゆ゛っぐり゛じだがっだ…」 「お゛がーーざーーーーん゛!」 「たすけてにぇ!たすけてにぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 餡子を、カスタードクリームを、生クリームを搾り出され、皮だけになってゆく赤ゆっくり達の 絶叫がタイル張りの部屋に響き渡る。 お兄さんが一気にゆ船に体を沈め、体の周辺から立ち上る悲鳴と遠方から響く赤ゆの声の妙なる合唱を楽しんでいると声を掛けられる。 「オッスオッス!また来るなんてあんたも好きだなあ。この味って○○加工所製の赤ゆだっけ。 やっぱ○○加工所のは一段違うよなあ!」 「確かに、肌に吸い付くこの感じとか格別っす。でも××加工所のも最近イイ感じっすよ?」 「へえ、そうなんだ。今度ウチで試してみよう」 この月に一度の乱痴気騒ぎは、赤ゆっくり愛好家達にとってとても大切な情報交換の場でもあった。 こうして裸と裸、ヘンタイとヘンタイの付き合いはゆっくり深まっていくのでした。 お兄さんの今日のもう一つの楽しみといえば、風呂あがりの冷た~~いアイス。 もちろんゆの湯にも名物アイスがあるのです。 その名も「赤ゆっくりずきな人のための冷凍バー」 略してあずきバー。 それは植物型妊娠で赤ゆが実った蔓をそのまま根元からポキリと折り、そのまま冷凍しただけという なんともシンプルなものだった。 先端の赤ゆっくりから順番にシャキシャキと楽しんでよし。 凍りついた赤ゆを全部一口でほおばって頭をキーーンとさせるのもよし。 一粒ずつ口の中で解凍して、目を覚まして動き出した瞬間に噛み砕くのもオツなもの。 お兄さん達の火照った体を優しくクールダウンする、爽やかな甘さのあずきバーは一本\150となっております。 赤ゆっくりが好き過ぎて、生きてゆくのがつらいお兄さん達が集うこの銭湯。 あなたも一度赤ゆデーに訪れてみてはいかがでしょうか。 ○最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。 ボツにするには惜しかったので小ネタにまとめてみました。 なにからなにまですみませんすみません。 ○過去に書いたSS ゆっくりいじめ系 2467週末の過ごし方 2519この世の終わり 2584UFOキャッチャー 2728おとうさんがんばる このSSに感想をつける
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※小ネタとなっております。 ※最初に謝っておきます。もう色々とすみませんすみません。 ジリリリリリリリリリリリリリリ! 終業を報せるベルが工場に鳴り響く。 お兄さんは過酷な作業から解放され、数分後には赤みがかった空の下にいた。 やっと赤ゆたちと楽しいひと時が過ごせる。 お兄さんは夢に見るほど赤ゆっくり…動き回って喋る不思議饅頭、の赤ん坊が好きだった。 あのちいさなほっぺが大好きだった。 そのちいさなほっぺでするぷくーが大好きだった。 ぴょんぴょん跳ねるところが大好きだった。 食べ物をむーしゃむーしゃするところが大好きだった。 しーしーを漏らして命乞いをする所が大好きだった。 どんなに食べても胸ヤケしないところが大好きだった。 とにかくとにかく、大好きだった。 激務の後に訪れる、休息のひととき。 もう走り出す足を止められない、この日をどんなに待ち望んでいた事か。 お兄さんは全力ダッシュで街中を進み、銭湯『ゆの湯』に向かう。 番台のおやじさんに料金を払い、即座に脱衣(クロスアウツ)すると浴室の引き戸をガラガラと開ける。 *ここから先のお兄さん達の股間には「オンバシラ」と書かれた黒塗り処理がされていますので 安心して御覧下さい。 男湯? いいえ。 「お」兄さんの「と」きめき「子」ゆの「湯」 略しておとこゆです。 一ヶ月に一日だけ、銭湯のオヤジさんの粋な計らいで大浴場には湯の代わりに赤ゆが満たされ、 多くの虐待お兄さん達の憩いの場になっていた。 お兄さんはまず洗い場に向かい木製のイスに腰掛けると、脇に置いてある桶に山盛りにされた 赤ゆを数匹掴み取って首筋から順番にゴシゴシ擦り付ける。 ガチガチの二の腕、カッチカッチな胸板、6つに割れた腹筋が餡子とクリームによってぬらぬらテカテカと輝きだす。 「ゆ゛ぎゃっ!」 「や゛め゛ぢぇね゛!や゛め゛ぢぇね゛!」 よくよく見ると逃げられないよう丁寧に足焼きされた赤ゆは、最初は言葉による抵抗をしているが 鍛え上げられたお兄さんのボディに擦られて皮が破れ、その中身を失い始めると次第に無言になりそのまま永遠にゆっくりする。 ゆ船に浸かる前に体を洗い流すのは大事なマナーである。 お兄さんはついでに赤ゆをもう一掴みすると頭髪にもワシャワシャこすり付ける。 赤ゆシャンプーである。 見渡せば入浴前のお兄さんは全て、洗い流しゆとシャンプゆ~をしていた。 「も゛っどゆ゛っぐり゛じだがっだ…」 「お゛がーーざーーーーん゛!」 「たすけてにぇ!たすけてにぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 餡子を、カスタードクリームを、生クリームを搾り出され、皮だけになってゆく赤ゆっくり達の 絶叫がタイル張りの部屋に響き渡る。 お兄さんが一気にゆ船に体を沈め、体の周辺から立ち上る悲鳴と遠方から響く赤ゆの声の妙なる合唱を楽しんでいると声を掛けられる。 「オッスオッス!また来るなんてあんたも好きだなあ。この味って○○加工所製の赤ゆだっけ。 やっぱ○○加工所のは一段違うよなあ!」 「確かに、肌に吸い付くこの感じとか格別っす。でも××加工所のも最近イイ感じっすよ?」 「へえ、そうなんだ。今度ウチで試してみよう」 この月に一度の乱痴気騒ぎは、赤ゆっくり愛好家達にとってとても大切な情報交換の場でもあった。 こうして裸と裸、ヘンタイとヘンタイの付き合いはゆっくり深まっていくのでした。 お兄さんの今日のもう一つの楽しみといえば、風呂あがりの冷た~~いアイス。 もちろんゆの湯にも名物アイスがあるのです。 その名も「赤ゆっくりずきな人のための冷凍バー」 略してあずきバー。 それは植物型妊娠で赤ゆが実った蔓をそのまま根元からポキリと折り、そのまま冷凍しただけという なんともシンプルなものだった。 先端の赤ゆっくりから順番にシャキシャキと楽しんでよし。 凍りついた赤ゆを全部一口でほおばって頭をキーーンとさせるのもよし。 一粒ずつ口の中で解凍して、目を覚まして動き出した瞬間に噛み砕くのもオツなもの。 お兄さん達の火照った体を優しくクールダウンする、爽やかな甘さのあずきバーは一本\150となっております。 赤ゆっくりが好き過ぎて、生きてゆくのがつらいお兄さん達が集うこの銭湯。 あなたも一度赤ゆデーに訪れてみてはいかがでしょうか。 ○最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。 ボツにするには惜しかったので小ネタにまとめてみました。 なにからなにまですみませんすみません。 ○過去に書いたSS ゆっくりいじめ系 2467週末の過ごし方 2519この世の終わり 2584UFOキャッチャー 2728おとうさんがんばる このSSに感想をつける
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『赤ゆ十連発(前編)』 26KB 虐待 野良ゆ 姉妹 赤ゆ 透明な箱 現代 虐待人間 うんしー 後編は来週までには 「ゆわあああああ……」 ――と、思わずゆっくり的感嘆を呟きたくなるほどには、壮観(俺的に)な図であった。 今、俺の目の前には赤ゆが十匹ずらりと並んでいる。 赤れいむ五匹、赤まりさ五匹。 赤れいむと赤まりさといえば、赤ゆの中でも「別にムカつく言動をしてない、可愛らしさすらある状態でもな んか叩き潰したくなる」度では一、二を争う強者だ。 俺も十匹を箱に入れていく間、何回潰したくなったり、熱した錐をあにゃるに突き刺したくなったり、おろし 金でゴリゴリ下ろしてやりたくなったか分かりゃしない。でも俺は耐えた、耐えに耐えた。 その結果がこれである。大きめの透明な箱で、ぴょこぴょこしている赤ゆっくりが十匹。 うわーーーーーい! かーーーーーわーーーーーいーーーーーいーーーーー!! 「ゆぴ! おにいしゃんはゆっくちできりゅひと?」(長女れいむ) 「おにいしゃん、まりちゃといっちょにゆっくちちようね!」(長女まりさ) 「れいみゅ、おにゃかすいた! ごひゃんたべちゃい! むーちゃむーちゃちたい!」(次女れいむ) 「ゆっくちだじぇ! にんげんしゃんはあまあまみょってにゃい?」(次女まりさ) 「れいみゅ、おにいしゃんがゆっくちできるようなおうたをうたうよ! ゆゆゆ~♪」(三女れいむ) 「まりしゃもうたうのじぇ! ゆっくりのひ~♪ まったりのひ~♪」(三女まりさ) 「ゆぴー……おかあしゃーん! おかあしゃーん!」(四女まりさ) 「まりちゃのばきゃー! うわああん! ぷきゅー、ぷきゅー!」(四女れいむ) 「ゆゆーん! れいみゅのびゃかー! ぷきゅー!」(末まりさ) 「ゆっくち! ゆっくちちてね!」(末れいむ) ふ。 ふふ。 ふふふふふふ。 あああああああウザ可愛いムカツク可愛い潰したい潰したいつーぶーしーたーいー! でも我慢! 我慢が肝心! 幸い、ゲス化の傾向はまだ弱いか皆無という奴ばかりなのでひとまずあまあまフードで懐柔してやろう。 「ゆっくりしていってね!」 「「「「「「「「「「ゆっくりしていってね!」」」」」」」」」」 俺は愛でお兄さん用のあまあまフードを一粒ずつ、手ずから赤ゆたちの口へ運んでやった。十匹が俺を「やさ しいおにいしゃん(もしくはあまあまどれい)」と認識するのに、一日どころか一時間も掛からなかった。 相変わらずシミュレーションゲームの初期に雇用できる武将並みにチョロい連中である。 「おにいしゃん。ゆっくちちてね!」 「ゆっくち~」×9 透明な箱は大きく、遊具も置いてあるので退屈はしていないようだ。俺も指ですりすりしたり、そっと手のひ らに載せて「おそらをとんでるみたい」をやってやったりと、手を尽くしてゆっくりさせてやった。 たまらん。こいつらが泣き喚き、絶望し、中枢餡を傷つけられて発狂したりすると考えると、もっとたまらん ね! なあ、そこのお前もそう思うだろ? 折角なので一匹一匹真心こめて、ちょっと変わった虐待をしてみよう! と俺は埼玉ゆっくり研究所の博士に、 赤ゆっくりの虐待について色々とネタを仕込んでいた。 忘れちゃいけないビデオカメラもセット。 さて、まずは――。 『赤ゆ十連発(前編)』 1:一匹目 三女れいむ 虐待道具:電子レンジ 記念すべき一匹目は、三女れいむにお願いすることにした! 選んだ理由? 特になし。たまたま。 ちょいちょい、と指で適当に決めた三女れいむを呼ぶと、のこのこと前にやってきて、キラキラした瞳で俺に 告げる。 「おにいしゃん、ゆっくち?」 「ゆっくりしていってね、れいみゅ」 「ゆゆーん! ゆっくち! ゆっくちちてね!」 「れいむ、寒くないかい? 寒いよね? 鬼意山はちょっと寒いよ。凄く寒いよ。ごっつい寒いよ? 寒いでし ょ? でしょ? ですよねー?」 俺がそう言うと、思い込みのナマモノたるゆっくりはぶるると身を震わせた。 「ゆゆ……そういわれると ちょっとちゃむいかも」 「じゃあ、温めてあげよっか」 「ほんと!? ゆわーい! おにいしゃん、ゆっくちー!」 いいなぁ、と羨ましがる姉妹たち。 それを尻目に、俺の手のひらで得意満面の三女れいむ。きっとこいつの頭の中では、自分が他の姉妹よりゆっ くりしているから選ばれたとでも思っているのだろう。 三女れいむを皿に載せた俺はその上にサランラップをぴっちり貼った。 「ゆ? ゆ、ゆ、ゆっ……」 当然ながら、れいむの表情はたちまち苦しげなものに変わる。 「ゆ……ぷっ……くるちいっ、おにいしゃん、くるちいよっ! れいみゅあたまがいちゃいいちゃいだよ! ゆ くっ……」 不安がる三女れいむを、俺はサランラップ越しに撫でてやった。 「心配しなくていいよー。息どころじゃなくなるから、さ」 電子レンジに三女れいむを突っ込み、スイッチを押す。 ブゥン――という音と共に、ゆっくりと皿が回転し始める。 「ゆゆ? おしゃらしゃんがぐるぐるまわっちぇる?」 おもちろーい、と笑う三女れいむ。 が、その表情が次第に変わっていく。 「ゆ……い……いじゃ……い……? れいみゅ あちゃまが……い、い、いじゃい!?」 最初は目を白黒させていた三女れいむが、次第に苦痛を味わい始めたのが分かった。 「ゆ、ゆ、ゆ……あぢい!? ゆあ!? ゆぐっ! あじゅい! あじゅいよ! あんこさんがぐちゅぐちゅし てるよ!?」 三女れいむがもがき始めた。 だが当然の如く電子レンジは容赦せず、中の餡子を沸騰させる。 三女れいむは必死の形相で、ガラス越しの俺を見て助けを訴える。 「たすけちぇ! おにいしゃん、れいみゅをたすけちぇ! かわいいれいみゅがいたがってるよ!? たすけち ぇ! たすけちぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」 もちろん俺は助けることなど―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ――敢えてしちゃうんだな、これが。 直ちにストップを押した俺は、三女れいむを電子レンジから取り出し、サランラップを引き剥がした。 「ゆっ、ゆっ、ゆっ、ゆっ、ゆっ……! ゆ……っくち……たちゅかった……」 目をうるうるさせながら、三女れいむは俺に微笑みかける。 「おにいしゃん……ありがとぉぉ……れいむ……うれちいよぉ……」 「痛かったかい?」 「とってもいちゃかっちゃよ! おにいしゃんひじょいよ! これじゃぎゃくちゃいだよっ。おにいしゃんじゃ なかっちゃら、しぇいっしゃいっしなきゃいけにゃいよ!」 ぷんすかぷん、と怒る三女れいむ。 俺はにこにこと笑いながら、彼女にもう一度サランラップを貼る。 「………………………………………………………………………………………………………………………………… …………………………………………………………………………………………………………………………………… ………………………………………ゆ?」 目を見開き、信じられないというような表情。 「ゆ、ゆ、ゆ、ゆ……ゆううううううううううううううう!? いやじゃ! もういや、いやじゃああああああ ああああああああああああああああ!」 サランラップの内部でもがく三女れいむ。先ほどと違って、少しだけ隙間があるせいか、もがくことくらいは できるようになったらしい。 まあ、無駄な努力というやつだが。 「いやいやいやいやたちゅけてたちゅけてたちゅけてええええええええ!」 はい、スイッチオーン。 二度目の激痛タイムは、一度目より遙かに速く訪れる。 「ゆうががががががががががが!? いじゃい! いじゃい! あじゃま! あじゃまがびゃれるううううう! やじゃあああやじゃああ! じにだぐないいいい! れいみゅいじゃいいじゃい! うああああああああああ ああああああ! あだまっ、あだま、われっ、われっ、ゆびっ、ゆがっ、ゆぐっ、ゆぐちっ、おにっ、おにいじ ゃっ、ぎゃ、うぎゃっ、ぐぎゃっ、ぐぎゃあああああああああああああああああああああ!」 はい、素早くリリース! 「ゆ………………ぴ…………」 取り出した三女れいむは、沸騰しかけている餡子の激痛のせいで喋ることもできないらしい。 「ねえ、れいむ」 「ゆ…………」 「三回目は、耐えられるかい?」 白く濁りかけたれいむの瞳が、信じられないという感じに見開いた。 「い……や……じゃ…………」 すっかりヘロヘロになったサランラップをもう一度、丁寧に貼った。 電子レンジに入れてスイッチオン。もう、限界だと思うのでこのままノンストップでいこう。 「ゆ……ぎ……ぎ……」 想像を絶する苦痛のせいで、動くこともできない三女れいむは絶望に濁った表情を浮かべて――ぱん、と破裂 した。沸騰した餡子のせいで皮が弾けたらしい。だが幸いにも、サランラップのお陰で、電子レンジは汚れずに 済んだ。 チーン、という間抜けな音と共に三女れいむのゆん生は終了した。 「ゆ……?」 「ゆ、ゆ……?」 「どぼ……じで……?」 「にゃに……?」 「ゆっく……ち……」 「ゆぴ……」 「ゆゆゆ……」 「ゆぅ……」 「ゆぅぅん……いもうちょ……?」 俺は電子レンジから皿を取り出し、唖然とした様子で見つめている九匹の赤ゆたちに突きつけた。 「ゆああああああああああああああああああああああ!? おびゃげええええええええええええ!?」 「どっ、どっ、どぼぢでぞんなごどずるのおおおおおおおおおおおおおおおおお!?」 「きょわいいいいい! やじゃ、やじゃああああああああああああああああ!」 そんな風に絶叫する赤ゆを黙らせるように、パンパンと手を大きく叩いて告げる。 「はーい。皆さん注目! 見ての通り、三女れいむちゃんは弾けて死んでしまいました! 鬼意山がやりました! 三女れいむちゃんは、とっっっっっても苦しみました! でも安心して、鬼意山頑張ってこの三女れいむちゃ んに負けないくらい苦しませてあげるからね!」 「「「「「「「「「ゆあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ あ゛あ゛!!!!!」」」」」」」」」 この瞬間! この絶望の瞬間がたまらない! 信じていたものに裏切られ、抵抗もできないと悟ったときの絶望感が本当た まらない! でも、このままだと全員非ゆっくち症でお亡くなりになってしまうので希望を持たせることにする。 「でも安心して。この中の一人だけは、ちゃんと助けるよ!」 「ゆゆ!? ほんとうなのじぇ!?」 「本当本当。でも誰を助けるかはもう決めてるんだ! だから自分を助けてってアピールしても無駄だからね!」 こう念押ししておかないと、「自分を助けろ」アピールが実に鬱陶しい。 逆にこう伝えておけば「自分は助かるかも」と無駄な希望を持ち続けることになる。無駄なんだぜ、知ってた か? 「ゆ……ひとりだけたすかるのじぇ……」 「おにいしゃん! おねがいします! ぜんいんたすけちぇくだしゃい!」 「おねがいしゅるよ! まりちゃからもおねがいしゅるよ!」 ちょっとだけ年長の、体が他より少しだけ大きい長女れいむと長女まりさが俺の前に出てぺこぺこと頭を下げ た。 ……よし、次はこの長女まりさだ。 俺は前に出てきてくれた長女まりさを摘み上げた。 「次は、お前な!」 「ゆ……ゆ……ゆ……やじゃああああああああああああああああああああああああ!」 目を見開いた長女まりさはおそろしーしーを漏らし、絶望に絶叫した。 2:二匹目 長女まりさ 虐待道具:手作りカプセル ガシャポンをご存知だろうか。 二十円でがしゃんと、小さなおもちゃを手に入れるアレである。 あれにも色々な大きさがあるのだが、その中に赤ゆっくりを閉じ込めるのにちょうどいいサイズがあった。 だが、もちろん入れるだけでは物足りない。 接着剤と画鋲を使って、内側をちょっとばかりデンジャラスに仕立て上げてみた。簡易的な「鋼鉄の処女」と いうノリだ。 「や……やめちぇ……やじゃ……おにいしゃん……まりちゃ……ちにたくない……」 「大丈夫。運が良ければ、生き残るかもしれないよ」 そう言って、俺は長女まりさをカプセルに放り込んだ。 「ゆび!?」 悲鳴があがる。周囲の画鋲にちょっと体を掠めたのだろう。 「まりさー、どんな感じだ?」 「ゆ……ゆ……ゆっくちできにゃいよぉ……」 それはそうだろう。体を少しでも動かすと、頭と左右にある画鋲の尖端がちこっと触れてしまうのだ。 痛みに敏感な赤ゆならば、尚更だろう。 「でも、大丈夫だろ?」 「うう……ちくちくさんが……きょわいよ……」 「大丈夫大丈夫。刺さらない刺さらない」 さて。 後はこれを、坂から転がすだけだ。プラスチックと古本で作ったジャンプスキーの高台のような場所へと、カ プセルをそっと移す。 「ゆ? おしょら……?」 俺は一旦、カプセルの蓋を開けた。まりさはカプセルが開いたことでほっとした表情を浮かべたが――。 「ゆぐううううううううう!? たきゃいいいいいいいいいいいいいいい!」 「さて、まりさ。まりさは今から、ここを転がってもらうよ」 その言葉の意味するところが理解できたのだろう。長女まりさの顔が恐怖に歪む。 「いやじゃああ! ゆっくちできない゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ い゛い゛い゛!」 問答無用でカプセルを被せて――――。 「はい、ドーン!」 「やじゃあああああああああああああああああああああああああああああああああ!」 カプセルは凄まじい速度でゴロゴロと転がっていく。 内部のまりさは、当然ながらあらゆる角度から画鋲に突き刺さっていく。 一回転ごとに新鮮な苦痛がやってくるのだから、それはもう地獄だろう。敷き詰められた画鋲は、急所も急所 でない場所もとにかく刺して刺して刺しまくる。 「いだいいいいいいいいいいいいい! おべべ! まりちゃのしんじゅみたいなおべべがああああああああああ ああ!」 「あぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛! まみゅまみゅがあああああああ あああ! まみゅまみゅにいいいいいいいいいいい!」 「おぼうちじゃんがあああああ! まりちゃのおぼうちじゃんがあああああああああああああああああああああ ああああ!」 「いだっ! いだいいい! あんご! あんごががああががががががががあ! ……ゆ! お゛! お゛じょら ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛どんでる゛う゛ う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!」 坂を充分に転がったカプセルはすぽーーーーーーーんと、しゅっさん的な勢いでタンスにぶつかり、粉々に砕 けた。 そのプラスチックと画鋲が次々と長女まりさの皮を引き裂き――。 「ゆ……げべ……ぐぎ…………」 絶望的な表情を浮かべ、長女まりさは痙攣しつつ――永遠にゆっくりしようとしていた。 これ、死ぬのにはちょっと時間が掛かるんだよな。まあ、死んだも同然だしいいか。 「ゆああああああああああああああああああ! おねえしゃああああああああああああああああああああああん! おねえしゃんがああああああああああ!」 「どぼぢで! どぼぢでええええええええええええええええええええええ!」 姉妹たちの悲鳴が上がる。 さあ、どんどんいってみよう! やるぜー、俺はまだまだやるぜー? 3:三匹目 四女れいむ 四匹目 末まりさ 虐待道具:使い捨てカイロ 糊と鍋と定規 この二匹に使う道具は虐待が終わるまでにちょっとばかり時間が掛かるんだよな。 なので、先行してやっておこう。俺は先ほど喧嘩していた四女れいむと末まりさを摘み上げた。 「「ゆびぃぃ!? やじゃあああ!」」 「おねえしゃん! れいみゅをたすけちぇ! かわいいれいみゅをたすけちぇ!」 「おねえしゃん! まりちゃのほうがきゃわいいよ! すーりすーりもうまいよ!」 「ちがうもん! れいみゅのほうがきゃわいいよ! まりちゃのばきゃ!」 「うるじゃいくじゅ! まりちゃのほうがずっとずっときゃわいいもん!」 さて、と。 俺はまず、取り出した使い捨てカイロを二つ取り出して、シャカシャカ振った。その後、四女れいむをカイロ の間に挟み込む。 「ゆび! くるちいよ……」 「あー、すまん。息はできるか?」 「できりゅ……けど……」 ならいいや。俺はその状態で、ガムテープをぐるりと貼った。ちょうど、ハンバーガーの具のような感じで四 女れいむは挟み込まれたことになる。 「ゆ……? ゆび……くるちいよ……ゆぅ……」 何となく安心した声。 れいむはまだ、分からないだろう。これから、自分がどうなるかは。 さて、次はまりさっと。 俺はまず、糊をれいむのあんよに塗った。 「ゆゆ……べたべたしゅるー……」 それから定規にぺたんと貼って、しばらく押さえつける。 「ゆ……ゆゆ……?」 別に完全に接着しなくとも良いので、適当に糊が乾いたところで水を並々と満たした鍋を、携帯コンロに載せ た。スイッチオン。 「ゆ?」 「ゆゆ?」 そして、これでしばらく待機! 本でも読んで待つことにする。 さて、まず変化があったのは――当然、四女れいむだ。 「ゆゆ? にゃんだかぽかぽかちてきたよ! ゆゆー……あったきゃーい! おかあしゃんのおにゃかのにゃか みたい!」 「ゆぅ……いいなぁ」 末まりさが羨ましがる。 はっはっは、大丈夫大丈夫。お前もすぐにそうなるから。 水が沸騰してきたところを見計らい、俺は末まりさが貼りついた定規を鍋の上に移動させた。 「ゆ? あちゃちゃきゃ~い! ゆ……ゆゆ!? ちょ、ちょっとおみずしゃんはきょわいよ! やめちぇ! おにいしゃん、やめちぇね!」 俺は定規を回転させて、ゆっくりとまりさを逆さにした。 糊で貼りついているため、当然ながら逆さになっても鍋に落ちることはない――――今のところは、まだ。 ただまあ、帽子は別だ。 「ゆあああああああああああああああああん!? まりちゃの! まりちゃのおぼうししゃん! やじゃ! い きゃにゃいで! もどっちぇ! もどっちぇよおおおお!」 帽子はひらひらと鍋の中に落ちてしまった。 まりさはえぐえぐと泣きじゃくり、じたばたと暴れている。 だが糊が貼りついているせいで、動きが取れない――今のところは、だが。 「やだああああ! おぼうししゃん! おぼうししゃあああん!」 「おーい、まりさ」 「おにいしゃん! とって! おぼうししゃんとってええええ!」 「暴れると、落ちるぞ?」 「おぼうししゃああああん! ……………………ゆ?」 ぺりぺりぺり。 接着したばかりで、まだ粘着力が弱い糊が、蒸気に温められたせいで硬度が低下していく。 「おち……りゅ?」 末まりさは、ごくりと唾を呑んだだろう。ボコボコと沸騰しているあついあついとってもあついおみずさん。 ここに落ちたら。 どんな地獄が待っているのか。 「やぢゃあああああああああああああああ! やぢゃああああああああああああ! じにだぐにゃい! じにだ ぐにゃあああああああああああああああい!」 「暴れるともっと落ちちゃうぞー」 「ゆんやああああああああああああ! おうぢいいい! おうぢきゃえるううううううううううううううううう! 」 暴れては駄目だと思いつつも、生存本能が勝手に自分を動かしているのだろう。 ぺりぺりと、ゆっくりゆっくりと糊が剥がれていく。 一方、四女れいむにも変化が現れ始めていた。 「ゆ゛! あづい! ごれ! あづいよ! だずげで! はなじで! あづい! おきゃらだあづいいいいいい! 」 使い捨てカイロというのは、肌に直接触れさせていると低温やけどしてしまう。 肌がずるりと赤剥けるそれは大の大人でも泣きたくなるほど痛い。 それが全身痛覚神経の塊で、肌の弱い赤ゆっくりだとどうなるか――? 「ぬらぬらずるうう! れいみゅのおかりゃだがぬらぬらずるうううう!」 「おぢるううううう! おぢだぐないいいいい! おみずしゃんどいでえええ! そこからどいでええええええ えええ!」 「いだいいいいい! いだいいよおおおおおおおお!」 「あづいいいいい! おべべがびえないいいいいいいいいいいい!」 「「ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!」」 絶叫と共に、まずまりさが落ちた。 「ゆがああああああああああああ! あづい! いだい! どげる! やじゃ! まりじゃどげだくだい! あ づいあづいいだいいだいぢだだだふぁふぇわfうぇあfうぇあfうぇふぁわえfわ――――ゆぐあ゛あ゛あ゛あ ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」 どろりと。 沸騰する湯に、末まりさは溶けた。 「ゆ……ぴ……」 一方のれいむはどうなったかな、っと。 俺はガムテープを剥がして、そっと使い捨てカイロの上を取った。 「ゆゆ……あ……づ……い……だ……」 おお、一見は無事に見える。見えるが、俺の予想が確かなら色々と大変なことになっている。 「ゆあああ……れいみゅ! れいみゅー! いきちぇるよ! いきちぇるよ! よがっだ! よがっじゃよおお おおお!」 長女れいむの声。 ……そうだな、折角だから姉妹たちの元へと返してやるか。俺は慎重に、そっと四女れいむを箱の中に戻した。 「おきゃえりー、れいみゅー!」 駆け寄ってくる姉妹たち。だが、れいむはあらぬ方向を向いて「ゆぴ……」と呟くだけだ。中枢餡に損傷があ った訳ではないだろうが、餡子が熱されているせいかもしれない。 「れいみゅ……どうしちゃの?」 「いちゃいいちゃいなの?」 不安そうな赤ゆたちに、俺はアドバイスしてあげることにした。 「おーいお前等、ぺーろぺーろしてやったらどうだ?」 「ゆ! そうじゃ! ぺーろぺーろしちぇあげるね!」 「ゆ! まりちゃもぺーろぺーろしゅるよ!」 「れいみゅもぺーろぺーろしちぇあげる!」 「みんにゃでぺーろぺーろしちゃあげればいいんだよ!」 六匹の赤れいむ、赤まりさが周囲を取り囲んだ。 「せーの……ぺーろぺーろ!」 「「「「「ぺーろぺーろ! ぺーろぺーろ!」」」」」 あーあ、やっちゃった(笑) 笑いを堪えきれず、ぷすっと息が漏れたがぺーろぺーろに一生懸命な赤ゆたちは気付いてないようだ。 「ゆ゛!? ゆ゛う゛う゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」 そして、ビクンと四女れいむが跳ねた。 「ゆゆ!? れいみゅ、どうちた……」 「ゆ? きょのちろいちろいのなに?」 「どちたの?」 「ゆぅ……? あまあま?」 「それにゃりーに、あまあまー」 「それは、れいむの皮だと思うぜー?」 俺が笑いながらそう言うと、赤ゆっくりたちはしばし姉妹たちと見つめ合った。 全員が舌をぺろりと口から出す。 れいむの白いぬるぬるした肌が、確かに口の中に収まっていた。溶けた餡子のせいで、ちょっと甘いだろうな。 そして、四女れいむはというと。 あちこちをぺーろぺーろのせいで皮を剥がされ、無残な状態となっていた。低温やけどのせいで餡子と皮が剥 離し、柔らかくなってしまった皮は剥がれやすくなっていた。 その状況であんなことをしては、皮が剥けるのも当然だろう。 「「「「「どぼぢでえええええええええええええええ!?」」」」」 「いじゃあああああああああああああああああああい! れいみゅの! れいみゅのびゅーてぃおひゃだがああ ああああああああああ! ずるずるになっだぁぁぁ!」 もがき苦しむ四女れいむ。 俺は皮が固まらない内に、さっさと残りも剥がすことにした。 「あらよっと。おー、凄いな。剥きやすい」 「ゆび!? いじゃい! やめで! れいみゅの! れいみゅのおかわじゃんどらないでえええええ!」 指でちょっと引っ張るだけで、ずるずると皮が剥がれていく。 餡子もほとんどくっつかない。皮だけがするするーっと……おお、これは気持ちいいな。 「あがああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!! !!!! いじゃい! れいみゅのおかわじゃんがいなぐなづでいじゃああああい!」 生皮を剥がされ、剥き出しになった四女れいむは風が吹くだけでも痛いだろう。だが、動きさえしなければ死 ぬことはない。……今のところは、だが。 「じっとしていろよー。お前はとりあえず、保留な」 「ゆびいいいいいいいいいいいいいいいいいい!」 俺は四女れいむを別の箱に放り込んだ。 さて、次にいってみよう! 4:五匹目 末れいむ 虐待道具:唐辛子エキス+注射器 瞬間凍結スプレー さて、と。 俺は末れいむを摘み上げた。 「ゆぴぃっ!? やじゃぁぁあ! おうちぇ! おうちきゃえるうぅぅぅぅ!」 「ゆぅぅ……いもうちょぉぉぉ! やめちぇ! やめちぇええええええええ!」 長女れいむがのーびのーびと俺に向かって体を伸ばす。 「んー、どうした?」 「れいみゅががわりまちゅ! れいぶが……かわりまじゅがらあああああ! いもうちょはやめちぇええええ!」 これ以上家族を殺されるのはたまらない、とばかりに長女れいむが泣き叫ぶ。一日か二日先に生まれただけで、 お姉さん気取りとは。偉いな、見直したぜ。 「安心しろ、れいむ。コイツにはあまあまを食べさせてやる」 「ゆ゛!? あまあま!?」 恐怖に震えていた末れいむがビクリと背筋(?)を伸ばした。 「そうだ、あまあまだ。さっき食べたやつな。甘いぞ、美味しいぞ」 「ゆ゛うううううう! あまあまあああああ!」 「あー、でもなー。俺、姉妹愛に心打たれちゃったからなー。お姉ちゃんと交替するか?」 末れいむは、もみあげをぴこぴこ振り回して駄々を捏ねた。 「ゆ゛びいいいいい! いやじゃ! いやじゃいやじゃいやじゃああああああ! あまあまはれいみゅのにゃの! れいみゅがあまあまたべりゅの! おねえじゃんにはじぇったいじぇったいにあげにゃいもんね! ゆぷぷぷ ぷ! うらやまちいでちょ!」 「ゆぅ……いもうちょのくちぇににゃまいき!」 「しょうだよ! おちびちゃん! まりちゃたちにもたべちゃちぇて!」 姉妹が猛烈な勢いで抗議するが、末れいむはどこふく風だ。 「ゆぴ……れいみゅ……」 長女れいむが寂しそうに俯く。ふふふ、姉妹間のドロドロって楽しいよね。まあでも、両方とも「俺がただあ まあまを食べさせるなんて有りえない」なんて思えないあたりが、やっぱり赤ゆっくりの限界だよね! まあ、とりあえず――。 俺は先ほどこっそり回収していた赤ゆたちの死体を適当にこね合わせ、お飾りを奪って末れいむに食わせるこ とにした。 「むーちゃむーちゃ……ち、ち、ち、ちあわちぇえええええええええええええ! うめええええ! ぱにゃい! うみゃああああい! ちあわちぇえええええええええ!」 先ほどまで死の恐怖に震えていたせいもあるだろう。 この機を逃さぬとばかりに、末れいむはうれしーしーを垂れ流しながら涙を流してあまあまを貪っていた。 それを憎悪と悲しみの表情で見つめる姉妹たち。 数体分のあまあまをぺろりと平らげたれいむは、完全になすびみたいな体型になっていた。さて、と――そろ そろかな。 俺は手早く道具を準備した。こういうとき、ゆっくりたちは予め自分の行動を台詞にしてくれるから便利だ。 「ゆゆ! くるちいよ! れいみゅ、うんうんちたくなってきちゃった! うんうんしゅるよ! きゃわいいれ いみゅの、すーぴゃーうんうんたいみゅがはじみゃるよ!」 「よーし、手伝ってやろう」 「ゆび!?」 俺は末れいむを抱えて、あにゃるを上向きにした。 「や、やめちぇね! れいみゅのあにゃるしゃん みにゃいでね! はずかちいよ!」 「まずは瞬間冷却スプレー、ゴー!」 さてさて。冬になると、よく野良の赤ゆっくりが「べんぴ」で苦しんでいるのを見かけたことはないだろうか? あれは露出しているあにゃるのせいで、うんうんが凍りついてしまい、うんうんできなくなるという野良なら ではの病気らしい。 それを擬似的に再現してしまうのが、この瞬間凍結スプレーだ。 全てを凍らせると面白くないので、細いノズルをつけてあにゃるにねじこむ。 「ゆぴぃ!? あ、あにゃるさんになにかはいっちぇきちぇるよ!?」 そして、ほんの少しだけスプレーを噴射する。瞬間、末れいむの顔が苦悶に悶えた。 「ちゅべたああああああああああああい! れいみゅのあにゃるさん ひえひえしちぇるううううううううう!」 じたばたするが、れいむのうんうんが丸ごと凍ったかのように、腹部はどこか異常な蠢きを見せていた。これ だけでも、なかなか面白いのだが――。 「ここで、おなじみ唐辛子エキスの入ったお注射さんが登場!」 ……と言っても、致死量ではない。むしろ、限りなく辛みは薄くしている。別に、こいつに直接注射する訳で はないからだ。 狙うは、またもあにゃる! 注射針をそっとあにゃるにブチ込み、そっと中身をあにゃる付近にぶちまける。 「ゆびいいいいいいいいいいいいいいいいいい!? いじゃい! あにゃるいじゃいいいいいいいいいいいいい! れいみゅのあにゃるさんがきゃらきゃらになってりゅうううううううううううう!」 さ、これで準備完了だ。 姉妹たちも羨ましがるのを止め、絶望的な表情で眺める中、末れいみゅは便意と激痛に悶え苦しんでいた。 「ゆぎゃああああああああああああ! いじゃい! ぽんぽんいじゃい! あにゃるもいじゃい! うんうんち たい! うんうんちたくない! どぼじでえええ! どぼじであにゃるがいちゃいいちゃいするのおおおおおお! 」 「よしれいむ、ぷくーだ。ぷくーして、あにゃるをまいったさせるんだ」 俺の言葉に、末れいむはこくこくと頷いた。 さすが赤ゆっくり。バカという点では、ある意味で希少種のちるの以上だ。 「あにゃるさん! れいみゅがうんうんちたいんだから、いじゃいいじゃいやめちぇね!? ぷきゅーするよ、 ぷきゅー! ぷきゅー…………いじゃあああああああああああああああい! ぜんぶいじゃいいいいいいいいい いいいいいいいいい!」 それはまあ、当たり前である。 ただでさえ、凍った大量のうんうんのせいで末れいむの腹は圧迫されているのだ。ハート様にもっと太れとい うようなものである。 末れいむはしばらく悶絶すると、先ほどの出来事を忘れてしまったようで、俺がぷくーしろと言うと、またぷ くーして悶絶した。 俺爆笑。 が、そんな楽しい時間も終わりがやってくる。 みちみちと……末れいむのあにゃるが裂けているからだ。ただでさえ、辛み成分のせいで激痛のあにゃるが裂 けるのは、それはもう地獄の苦しみだろう。 「あ゛ぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛! だずげじぇ! れいみゅ! さけじゃう゛! れいみゅのあにゃるがさげ じゃあああああああああああああああああああああああああああああああああ!」 ジタン、バタン、ジタン、バタン! 暴れる末れいむ! あにゃるどころか頭より大きいんじゃね? と思うようにでっかいうんうん! 限界を天 元突破してしまったあにゃる! 「うわはははははは! ほら見ろお前等! すげえだろこれ!」 「れいみゅ! れいみゅううううう!」 「ちっかりちてえええ!」 「うんうんだしぇばいいんだよ! うんうんたいそうだよ! ほらのーびのーび!」 先ほどの怨恨も忘れて、姉妹たちは必死になって末れいむにエールを送る。 「ゆ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛! お゛お゛ごお゛お゛!」 ぶびゅ! という音と共にあにゃるが完全にぱっくり裂けた。 同時に体内餡ごと、飛び出る大量のうんうん。 その中には、一部とはいえ中枢餡も含まれていたりして。 「ゆびびびびびびび……ゆびっ、ゆっ、ゆっ、ゆぶぶぶぶっ……ゆび~……ゆぶうううううううう」 末れいむはスッキリしたのか、にんまりと笑ったあと、眼球がくるくると動いてぱたんと倒れた。 「「「「「れいみゅうううううううううううううううううう!」」」」」 末れいむ。 便秘の激闘の末に死す。なんまいだぶ。 さあ、残り五匹。 誰にしようかな~? (続く) 過去の作品 anko3216 愛するでいぶ anko3238 ゆ虐思考 挿絵:
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/4056.html
「ひゃっはー!我慢できねぇ、虐待だぁ!!」 「ゆゆっ!ここはれいむたちのおうちだよ!ぷくうぅぅうううううう!」 「ゆっくりできないおにいさんはゆっくりでてってね!ぷくううううう!」 「「「おきゃーしゃん、きょわいよー!」」」 そんな今や懐かしい言葉を叫びながらゆっくりの巣に突撃を仕掛けたのは1匹の虐待お兄さん カン○タやバー○ーカーあたりと似たようなものなので、恐らく“匹”で差し支えない 中には成体のれいむとまりさが1匹ずつと赤ちゃんれいむ2匹に赤ちゃんまりさ1匹の姿があった 不運にも大きな巣だったために人間でも十分進入でき、そこに突撃をかました彼は早速親まりさを蹴り飛ばす 「ゆぐぅ!?」 「ひゃっはー!いい蹴り心地だぜ!」 空気を吸って普段の1.5倍ほどにまで頬を膨らませていたまりさは思いっきり壁に叩きつけられる 打撃には強いゆっくりだ。それで死に至る事はなかったが衝撃で空気と少量の餡子を吐き出した 苦痛に顔をゆがめながらゆっくりと床に落下したまりさは呻き声を上げながらもつがいのれいむの傍に這いずってゆく 「いい度胸だぜ!ひゃっはー!」 「ゆびぃ!?」 「まりざあああああああああああ!?」 さっきよりも力を込めての二度目の蹴り。その圧倒的な暴力の前にまりさはなすすべもない またしても勢いよく洞窟内を舞ったまりさは壁に叩きつけられ、さっきよりも多量の餡子を吐き出した 今度は這いずって戻ってこない。見たところ、死んではいないが意識を失ってしまったようだ 「「「おきゃあああぢゃああああん!?」」」 「ゆゆっ!れいむもうおこったよ!ぷくううううううううう!?」 「あ?怒ったのに膨れるだけなのか?馬鹿なの?死ぬの?」 お兄さんはそう言ってれいむが自分に攻撃を仕掛けてくるように仕向けようとしているらしい しかし、れいむは一向に攻撃をする気配を見せず、子供達を庇うように彼の前に立ちふさがって頬を膨らませている どうやら人間には勝てないことを悟れる程度には賢い個体だったようだ 「っち、善良ぶるなよ!ひゃっはー!」 「ゆぎぃ!?」 「「「おきゃああしゃあああああん!?」」」 れいむもまたお兄さんの一撃で壁に叩きつけられ、餡子を吐き出した 赤ゆっくり達は母れいむを目で追いながら彼女を呼ぶ れいむもまたその声に応えるかのように「ゆっぐ・・・」と痛みを堪えて起き上がる 「おぢびぢゃ・・・ゆっぐぢにげでね!」 「逃がすものか!ひゃっはー!」 「「「ゆっきゅちにげりゅよ!」」」 それは本当に紙一重の勝負だった 行く手を遮るもののなくなったお兄さんは赤ゆっくりを潰すべく跳躍し、れいむはそれとほぼ同時に叫んだ それでも彼は自身の勝利を確信していた。相手はあの赤ゆっくりなのだから、と 愚鈍で、惰弱な救いがたい腐れ饅頭なのだから、と 「「「ゆぴぇえええええええええええええええええん!?」」」 「何!?」 が、お兄さんの予想は裏切られ、赤ゆっくり達は時速20km近い速度で巣の外へと駆け出していった 彼は知らなかったことだがゆっくりにとって最も重要な餡子は突き詰めれば生まれたときから体内にある餡子、俗に核中枢餡と呼ばれるものである その中枢餡は他の餡子よりもずっと性能が高く、味もよい。それに本能を司る部分なので親に勝てない敵に挑むような愚考を本能的に犯さない ただ、この機能を発揮できるものはごく稀な上に、緊急時以外は「親のほうが強い」という思い込みやゆっくリミッターによってその力を抑えられているが 他の餡子がこの中枢餡よりすぐれている点と言えば、それこそ量に任せた強度くらいだろう 「これで・・・れいむのおぢびぢゃんはゆっぐぢでぎるよ・・・ゆべっ?!」 「くそっ・・・なんか知らんけど逃がした!?」 赤ゆっくりを取り逃がした悔しさをかみ締めながら、腹いせにお兄さんはれいむを踏み潰した もっとも、半年後には復讐にやってきたあの3匹をいともたやすく返り討ちにしてその無念を晴らすことになるのだが どうやら成長に伴って他の餡子の量が増えたことが中枢餡の機能を著しく低下させてしまったらしい もっとも、どんどん弱体化していることに当の本人達は最後まで気づかなかったようだが その事実に気づいたとき、お兄さんは思った 「・・・今度、赤ゆに親を虐待させてみるかねぇ」 ‐‐‐あとがき‐‐‐ 親の庇護なしで赤ゆが生きる方法を考えた結果 成長するほど弱くなるというトンデモナマモノになってしまった まあ、トンデモなのは今更か・・・ byゆっくりボールマン
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赤ゆのたのちいイス取りゲーム (後) 39KB 虐待 愛情 不運 仲違い 家族崩壊 親子喧嘩 同族殺し 番い 野良ゆ 姉妹 赤ゆ ゲス 希少種 都会 透明な箱 現代 虐待人間 うんしー ぺにまむ お暇なときに 【5】 --------------------------- 「ゆっくりしていってね!!!」 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー!!」 「おそらをとんでるみたいっ!!」 「そろーり、そろーり!!」 「ぷくううううう!!!」 お兄さんは分かってしまった。 ゆっくりは単純な生き物だ。 思考も言葉もシンプル極まりない。 そんなゆっくりに25年も付き合ってきたお兄さんである。 ゆっくり漬けが過ぎて、ゆっくりの笑顔に飽きてしまったのだ。 満たされない感じはそれが原因だった。 それが分かった鬼意山。 柄の長いハエ叩きを調達し、ドキドキしながら家に帰る。 もっともそのハエ叩きを振るうのに、二週間ばかりの覚悟が必要だったが。 --------------------------- もとのもくあみ。 鬼意山の屁理屈(?)により、また地獄まで突き落とされたまりさ一家。 一度持ち上げられただけに悲しみは激しい。 絶望も激しい。 四匹の赤ゆはまたテーブルの上だ。 「おちょーしゃんのうしょちゅきいいいい!!!!」 「でいびゅかえれりゅっておぼっちゃのにいいいい!!!」 「ゆっくりちねええええ!!!!」 「ばりぢゃのゆっぐりをがえぜえええええ!!!」 鬼意山にさんざん脅された赤ゆたちは鬼意山に逆らえない。 生還できなかったことへの怒りは父まりさにぶつけられることになった。 赤ゆたちの罵倒に、親まりさは泣くしかない。 こんなはずじゃなかったのに……。 まさにそんな表情であった。 「さて、ようやく四回戦目だな」 「「「ゆっくち……」」」 すでに三匹の赤ゆが死んだ。 残るはれいみゅ2.まりしゃ2。 イスは三つ。 この戦いでようやく半分を割ることになる。 ♪~ 「はい、音楽にあわせて」 赤ゆたちも慣れたもので、手拍子と動きが完全に一致していた。 しかしこれは遊びではない。 音楽に乗る様子には、もう最初の様な楽しさが無くなっている。 これは殺し合いだ。 「どぼぢて……」 「ゆっくちできにゃい……」 ゆぐゆぐ泣きながら回る。 回る。 回る。 「ぼうやべでよぉ……」 一方親まりさはゆん生の落伍者のような面持ちでその様子を見ていた。 少し前まで、あんなにゆっくりしていた家族だったのに。 つがいだったれいむはもうこの世に無い。 その上その死はまりさ一家に何ももたらさなかった。 犬死にである。 出しゃばったがために、散らさなくてもよい命を散らした。 れいむがその事を知らずに逝ったことが唯一の救いだろうか。 まりさがもっと約束の内容を確認していればこんなことには……。 (とはいえどんなにしっかりした約束でも、鬼意山が守るという保証すらないのだが) おちびちゃんからの罵倒もあり、まりさは精神的に追い詰められていた。 くるくる。 くるくる。 回る赤ゆを目で追う。 このうちの三匹が死ぬと考えると、まりさの目尻に涙が浮かんだ。 どれもまりさの大切なおちびちゃん。 絶対ゆっくりさせるって誓ったのに。 くるくる。 くるくる。 おちびちゃんはぐるぐる回っている。 まりさの涙は止まらなかった。 れいむの死はまりさの価値観をも揺るがしていた。 れいむが死んだ事でまりさは人間さんがゆっくりできないものだと理解できた。 家に入った瞬間のゆっくりできた記憶が、まりさを油断させた。 もう人間さんにはかかわらない。 生きて帰れたら、山へ戻ろう。 おちびちゃんも少なくなってしまったから山でもやっていける。 まりさは歯ぎしりをしながら、町へやってきたことの間違いを悟った。 まりさのおちびちゃんへの愛情も余計に深まった。 つがいを失って、役割を補完しようとしているのだろうか。 れいむが命をかけて守ろうとした、かわいいおちびちゃん。 このままじゃ駄目だ! 何とか、何とかしておちびちゃんに生き残って貰おう。 そしてたとえ一匹しか残らなかったとしても、 そのおちびちゃんを立派なゆっくりに育てよう。 ……。 おちびちゃんはまだ回っている。 音楽はそろそろ3週目に入っている。 思考に気を取られていたまりさは、そこでやっと気づいたらしい。 「……ゆゆ? ちょっとまわりすぎなきがするよ?」 親まりさが気付いた通り、まわりすぎである。 回り始めてそろそろ五分。 とっくにホイッスルが鳴ってもいいころなのに。 「ゆひぃ、ゆひぃ」 「ゆっ、ゆっ……」 「ちゅかれ、ちゅかれたよぉぉ……」 「ゆぅうう、ゆぅぅ……」 赤ゆたちは延々と回らされている。 皮は汗だく、息も荒い。 三回のイス取りを経て、一度趣向を変えてみようと思った鬼意山。 第四回戦はイス取りゲームを装った体力勝負となっている。 ホイッスルを鳴らさないのも、忘れているからというわけではない。 許容量以上の運動を強いるゆ虐なのだ。 「もうぢゅかれたあああああ!!!!」 一匹のれいみゅがぐたっと倒れる。 ぷんにゃり横になって、疲れをいやそうとする。 しかしそんな怠け者を見逃すほど鬼意山は甘くない。 「れーみゅはゆっくりしゅ<バチン>いぢゃいいいいいい!!!!」 赤れいみゅは一瞬で飛び上がった。 鬼意山の強烈デコピンだ。 容赦ない。 れいみゅのお尻は真っ赤に腫れあがってしまった。 「止まろうとするようなルールを守れない子はお兄さんのデコピンだよ」 れいみゅは疲れた体をおして跳びはねる。 おしりが腫れたので余計に苦しむ羽目になった。 10分、15分、20分。 止まったゆっくり、リズムにあわせて飛ばないゆっくり、ゆっくりすぎて後ろの姉妹においつかれたゆっくり。 鬼意山は容赦なくデコピンを喰らわせた。 間抜けな赤ゆはデコピンを喰らうほど不利になるっていうのに何度もルール違反をする。 どの赤ゆもほっぺや尻が真っ赤に染まっている。 黒っぽい内出餡(?)の痕も現れ始めている。 手拍子に疲れたお兄さんはその役目をメトロノームにまかせ、 オレンジジュースでゆっくりしているようだ。 「頑張るなあ」 あまあまをごくりと飲み干す。 まさか20分耐えるとは思っていなかった鬼意山。 素直に感心している。 「おばえだげゆっぐりずるなああああああ!!!!」 れいむの霊が乗り移ったかのように、怒りながら透明な壁を叩くまりさ。 しかしそんな行動もやはり空しく終わる。 破れない壁。 加工所は一年を超える長期ゆ虐にも耐えうるように、透明な箱を設計している。 一日で破壊できるようなものでは決してない。 一方赤ゆたちはボロボロで、瞳は真っ黒に濁っている。 そして非ゆっくち症の初期症状が現れているのが、一匹のれいみゅだった。 「ゆげぇぇ、おげえぇええ……」 軽く吐餡をしている赤まりしゃがいるのである。 「おぢびちゃあああああんん!!!! あんござんはがないでねえええ!!!!」 まりさが騒いでいるが、現実は動かなかった。 そしてついに。 「ゆぐっ!?」 一匹のれいみゅが止まる。 「ゆげっ!! ゆげえええええ!!!!」 非ゆっくち症を発症したれいみゅの大量吐餡。 口からゆっくりできない餡子がもりもり溢れてくる。 もう限界らしい。 「ゆげっ! ゆげえげげげええええええ!!! げほっ!! ごほっ!!」 咳と吐餡の波状攻撃。 もう助からないだろう。 すでに大半の餡子を吐き出してしまっている。 「おぢびぢゃあああああんん!!!!! おぢびぢゃああああんん!!!」 まりさは体当たりを繰り返す。 そんなことをするせいで親まりさ自身、傷だらけになっているのだが、 まったく気にもしていない様子だ。 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っ」 吐餡から一分も経っていない。 あっという間に痙攣が始まった。 「ゆんやああああ!!!! ゆんっやああああああ!!!!」 親まりさは半狂乱になってどしどし透明な壁を叩く。 何の意味もない。 そして赤まりしゃへのトドメとなったのが、 魂が抜けた抜け殻のような顔で回っていた赤まりしゃのしかかりである。 殺意もなにもなく、通るべき道の上で倒れていたから踏んでしまっただけだった。 赤ゆたちは三つイスの周りを、同じルートをぴょんぴょん跳ねていたのだ。 「ゆぎょ! ぼっどゆっぐち……」 自分以上の重さが圧力としてかかり、餡子が減って無防備な中枢餡がつぶれる。 その潰れ方は深刻なものであり赤れいみゅが永遠にゆっくりするには十分だった。 脳を潰された動物が生きていけないのと同じだ。 一際大きな痙攣をおこすとそのまま永眠してしまった。 音楽が止められる。 鬼意山は勝者に拍手とあまあまを贈る。 「れいみゅちゃんが死んだから、残った子たちは不戦勝だ。おめでとう!」 「ゆがあああああああああああああああ!!!!!!」 喉が枯れるかというほどまでの大声。 それでもまりさは無力だった。 残ったのはいよいよ三匹。 れいみゅ、まりちゃ、まりちゃ。 一匹目のまりちゃはその優しさのために死んだ。 二匹目のまりちゃは運悪く熱したイスを選び死んだ。 三匹目のれいみゅは席を争い姉によって殺された。 四匹目のれいみゅは吐餡を繰り返し、姉妹にのしかかられ結局死んだ。 ここに残った三匹は本当に運が良い。 しかし体はぼろぼろで、心も本当にぼろぼろだった。 生まれて間もないこの時期に命がけのお遊びをさせられ、 性格も大いに歪んでしまったことだろう。 どの子供が残っても、親まりさは苦労するに違いない。 お互い傷だらけなのに、ぺーろぺーろすらしなかった。 近づいてきたとしても、ぺろぺろなんてさせなかっただろう。 傷を癒し、痛みを和らげ、親愛を示すぺろぺろ。 そんなことをすれば次の戦いで不利になる。 そんな打算があったに違いない。 希望の光により一度回復の兆しを見せた姉妹の仲は、 絶対に取り返しのつかないところまで悪くなってしまった。 「……」 黙り込む親まりさもすでに満身創痍だった。 最初に食らった金槌はまりさのあたまの皮を傷つけている。 そしてたび重なる、透明な壁への体当たり。 半ば自滅するような形で皮は傷だらけになっていた。 そして続く家族の死。 つがいのれいむとおちびちゃん。 あわせて五匹が永遠にゆっくりしている。 ゴミ箱にはおちびちゃんの死体。 部屋中に飛び散ったれいむの死体。 それを見るたびにまりさの精神は削られていった。 親まりさはもう、いつ発狂してもおかしくなかった。 ぼろぼろになった家族。ぼろぼろになった絆。 そろそろ限界か。 鬼意山は決断した。 「次でラストにしよう。次のイス取りで生き残った子を帰してあげよう」 鬼意山がカーテンを開けると、青みがかった家の庭がまりさたちの目に飛び込んできた。 夢にも願った外の世界。 ゆっくりたちの目に明るい外の光が入り込む。 次で、この地獄が終わるんだ。 【6】 --------------------------- に゛ゃああああああ!!!!! らんじゃまあああああ!!!!!! だれがごんなひどいごどおおおおお!!!!! わがらないいいいいいい!!!!! 友ゆんの家から帰って来た時、ちぇんのつがいは息を引き取っていた。 「お兄さんが帰って来た時には、もう……」 ちぇんは泣き、一晩中ゆっくりできなかったが、 そのけなげな姿を見た鬼意山は、とてもゆっくりしていた。 --------------------------- れいみゅ1、まりしゃ2。 赤ゆが三匹、イスは一つ。 鬼意山は赤ゆたちを等間隔で置いてゆく。 赤ゆたちはお互いをゆっくりできない目で睨んでいる。 ♪~ 最後の戦いは唐突に始まった。 三匹の赤ゆっくり。 勝利を確信しているゆっくりは一匹もおらず、笛の音を警戒し続ける。 イスの数から言うと、生き残れるゆっくりは一匹だけだ。 「はいはい、イスさんたちの周りをくるくるしてね!」 お兄さんが音楽に合わせ、リズムよくゆっくりと手を叩く。 「「 …… 」」 最初のころのような楽しさはかけらもない。 歯茎をむきだしにした表情で、イスのみに視線を送っている。 お兄さんが手拍子をするごとに、赤ゆたちが一歩進む。 音楽と手拍子だけが鳴り続ける、静かな戦いだった。 「おちびちゃん……」 まりさはもうなにも出来なかった。 助かるのは一匹だけなのだ。 どの子も応援できない。 パン! パン! パン! パン! パン! パン! パン! パン! 今度は一分もたたず、笛の音が鳴る。 ホイッスルのキンと高い音色。 一個のイスをめぐる、醜い争いが始まる。 「ゆっくちすわりゅよ!!」 「れーみゅのいすしゃん、まっててにぇ!!」 「げしゅどもはゆっくちしにゃいでちんでね!!」 最初に座ったのはれいみゅだった。 一匹だけ生き残ったれいみゅ。 最初にまりしゃが潰された時、かじょくなんだよ!!と鬼意山にさからった赤ゆだ、 「ゆゆーん♪ ここはれーみゅのゆっくちぷれいしゅだよ!! げしゅないもーちょはゆっくちしにゃいでちんでね!!」 ゆっへんと胸を張るれいみゅ。 しかしまだ戦いは終わっていない。 「げしゅはおみゃえだよ!!」 まりしゃのうちの一匹が、回転体当たりでれいみゅを落とそうとする。 胸を張って完全に無防備になっていたれいみゅは、あっさり命のイスから転げた。 「ゆげっ!?」 「ゆびょびょ!?」 しかし勢いあまってそのまりしゃまで一緒に転がってゆく。 そこで断然有利になるのが、もう一匹のまりしゃだ。 末っ子れいみゅをぶち殺して生き残った、一番ゲス化の激しい赤ゆである。 「ゆひひっ!! いきのきょるのはまりしゃだよ!!」 ぴょいんとイスに飛び上がる。 しかし転がっていった二匹は、何も脱落したわけではない。 「ふじゃけりゅなああああああああ!!!!」 「きょのゆっくちでなちいいいいいいいい!!!!!」 すぐに体勢を立て直し、赤ゆにあるまじきスピードで迫ってゆく。 その速さは、おそらくGを超えている。 ゆっくりは思い込みの力を持っているという説があり、 いざという時に限って発揮されないというあてにならない力だが、 生命の危機がその力を呼び起こしたのだろうか。 「ゆわああああ!!!」 自分と同じ大きさの饅頭が、歯茎をむき出しにしてせまってきたらどう思うだろうか。 イスの上のまりしゃは、すでにおそろしーしーを漏らしている。 まりしゃは右のおさげに、そしてれいむは左のおさげに噛みついた。 引きずりおろしてやろうというつもりなのだろうか。 「やめちぇにぇ! ゆっくちできにゃいよ!!」 「ちるかあああああ!!!」 「でいびゅのいすしゃんかりゃはやきゅどけえええええ!!!!」 走る力も凄まじければ、引っ張る力も恐ろしかった。 あくまで赤ゆを基準にしての話だが。 「いだいいいいい!!!」 おさげを引っ張られるまりしゃは、どんどん横に伸びてゆく。 すでに縦1:横2のワイドサイズになっている。 「やべであげてね!! いだがってるよ!!!」 何の意味も無いと分かっていながら、親まりさもつい本能から言ってしまう。 やはりおちびちゃんが痛がっている所を見ると、 親心が刺激されてしまうのだ。 とはいえ引っ張ることをやめるというのは、イスを譲ることに等しい。 「だばれええええ!! ぐじょおやああああ!!!」 「でいびゅはゆっぐぢずるんだあああああああ!!!!」 かえって怒りを招き、まりしゃはイスの上で余計に伸びることになった。 それにしても、赤ゆは餡子脳だ。 二匹が同じ方向に引っ張ればすぐにでも引きずり降ろせるのに、 それぞれが逆方向に引っ張ってしまうのでまりさは殆ど移動していない。 まりしゃがイスの上で踏ん張っているのもあるのだが。 鬼意山はその様子を観察しながら笑みをこぼす。 「ゆぎ! ゆぎぎぎぎ!!!」 まりしゃはあにゃるをキュっと絞め、イスを譲るまいと闘っていた。 その様子に変化が起こり始めたのだ。 あにゃるが切れ痔を起こしている。 イスの下の姉妹の怪力に、まりしゃの皮が負けつつあるのだ。 「ゆぴいいいい!!!! おじりがいぢゃいいいいい!!!!!」 突然襲い掛かる新たな痛み。 「どぼぢだのおおお!!???」 親まりさの叫び。 そしてちょっとづつ、ちょっとづつ広がってゆく切れ痔。 びりびりと嫌な音を立てながら、その裂け目は誰にでも分かるほどまでに広がってきた。 まむまむの部分まで裂け、あんよから餡子が漏れ始めている。 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!! やべであげでよおおおおおお!!!!!」 まりさはおちびちゃんを守ると誓った。 一匹になってもその子を守ると覚悟した。 しかしそんな決意、ゆっくりの心には重すぎるものだった。 現実の殺し合い。 先ほどとは違う、今度は姉妹全員の殺し合い。 三回戦目の殺ゆんでは一匹のゲスのせいだと考えればよかった。 今回の殺し合いは姉妹全員が、自分の命の為に殺ゆんも躊躇わない。 まりさが信じていた絆はとうに崩壊している。 その象徴がこれだった。 「ぱぴぷぺぽ!! ぱぽぷぺぽ!!!」 まりさはおかしくなり、ついにはくるくる踊る。 そして少量の餡子を吐きそのまま気絶してしまった。 べりょべりょべりょ。 まりしゃの皮はさらにめくれてゆく。 「ゆぎゃああああ!!! ばりぢゃのびゅーちふりゅなおはだぎゃあああ!!!!」 赤まりしゃはようやく自分に起こっている変化を理解したらしい。 しかしもう遅かった。 目と目の間が裂け始め。 ついに。 「ゆわっ!!!」 「ゆっぴょ!!!」 おさげを引っ張っていた二匹は、対抗する力が無くなったことでころころ転げて行った。 各々の口には、金色のおさげがのこっている。 そしてその先にはべろべろの皮。 イスの上に残ったのは、皮を剥がされた餡塊だけだった。 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ……」 つるりと剥けたので、本当に綺麗な真っ黒餡子だ。 目はむき出し。 歯茎はむき出し。 その姿のまま痙攣している。 「ゆっくちすわりゅよ!!」 「こんどこしょ、れいみゅのいすしゃん!!」 ライバルの一人はすでに死にかけだ。 これであいつを蹴落とせば……。 しかし二匹がイスに近づいた所で、鬼意山はそれを取り上げてしまった。 「はい、時間切れ」 「ゆ゛!?」 切り株を模したイス。 生き残るためのイス。 それを鬼意山に取られ、れいみゅとまりしゃは茫然としている。 「れいみゅのいすしゃん!!」 「まりしゃのいすしゃん!!」 二匹は追いかけようとする。 しかしテーブルの周りのプラスチック壁に激突し、それ以上は進めなかった。 鬼意山はイスを持ったまま、まりさに近づいてゆく。 すると親まりさは気絶していたので、鬼意山は箱を蹴飛ばしてみた。 「ゆゆっ? まりさのけーきさんは??」 びっくり飛び起き、ぱちぱちと瞬きをする。 意外にあっさり起こせるものだ。 「ほらまりさ、帰れるおちびちゃんが決まったよ」 まりさは鬼意山を見上げる。 寝ぼけ眼のまりさは、10秒ぐらいの間をとって鬼意山の言葉を理解した。 「ゆゆっ!? まりさのおちびちゃん!!」 鬼意山はまりさの箱の前に、勝者のイスを置く。 そこにいたのは、得体のしれない餡塊だった。 「ゆ゛!?」 まりさは思い出し始めていた。 イスの上の塊は、姉妹に引っ張られ皮を破られていたおちびちゃんだ。 帽子がそれを証明してくれる。 「ばりざのおちびちゃんがあああああ!!!!」 餡塊は蠢く。 かすむ視界の中で父の姿を見つける。 「お、ど、お、しゃ……」 餡塊は一歩踏み出すと、重力に耐えられず自壊してしまった。 ぶよぶよの目玉がころころ転がり、透明な箱をこづく。 勝利のイスを手にしたまりしゃ。 その喜びを味わうことすらなく、永遠にゆっくりした。 「残念だね。おちびちゃんは一匹助かるはずだったのに」 優勝したおちびちゃん。 一緒に帰れるはずだったおちびちゃん。 そのおちびちゃんがまりさの目の前で永遠にゆっくりしたのだ。 つまり。 「さて、負けちゃった子にはどんなお仕置きをしようかな?」 テーブルの上を逃げ惑い始めるれいみゅとまりしゃ。 「ゆんやああああ!!!」 「ぎょないじぇえええええ!!!!」 まりさと一緒に帰れるおちびちゃんは、一匹も居ないということだ。 まりさは口をぱくぱくさせ、何も言いだすことが出来なかった、 おちびちゃんと帰れるはずだったのに。 最悪の結末だった。 「何で殺してあげようかなぁ」 「ゆぴいいいい!!!!」 「でいびゅまだちにたくにゃいいいい!!!」 鬼意山はプレイルームの箱をがさごそとやっている。 今思えばこの中にも、虐待用品が一杯詰まっていたのだろう。 「これにしようか」 その中からこれまた小さい箱を開けると中には注射器が二本そろっていた。 そのうち一本を取り出すと唐辛子エキスをとくとくと注いでゆく。 「これは毒だよ」 真っ赤な注射器がギラギラ光る。 赤れいみゅと赤まりしゃはカチカチ歯を鳴らしながら震えていた。 「これを注射されればあっという間に死ねるだろうね」 針の先からエキスが漏れ、液体の玉になり、真下に落ちてれいみゅのほほにかすった。 「ぢ、ぢみりゅううううう!!!!」 れいみゅの傷に唐辛子が触れ、その部分は酷いただれを起こしてしまった。 それだけで、その毒の恐ろしさがはっきりと分かる。 「それじゃあ、まりしゃちゃんからお注射だよ」 「ゆっぢいいいいいい!!!!」 つまみあげるとそのまりしゃはぶりんぶりんと、体中を振り回して逃げようとする。 ゆん生をかける最後の抵抗。 赤ゆっくりまりしゃが発揮できるうちの、最大の力でケツを振っていた。 しかし鬼意山に対抗するには、あまりにもしょうもない力である。 そして針が触れ、皮を破ろうかというその時。 親まりさの大声が耳に入った。 「ゆっぐりやべでね!!!!」 鬼意山はまりさの方を振り返る。 まりさの目は、決意に満ちた目だった。 「どうした?」 「ばりさのいのちとおちびちゃんのいのち、こうかんしてほしいよ!!」 【7】 まりさは、おちびちゃんを助けるのだと誓った。 一匹だけでも助けるのだと誓った。 しかし帰れるはずのおちびちゃんは死に、 まりさの手元には一匹のおちびちゃんも残らなかった。 残った赤ゆは親と一緒に帰ることが出来る。 最初に鬼意山が言ったその言葉を信じるなら、親まりさは一応生きて帰ることが出来るわけだ。 けれども。 おちびちゃんを残して帰って、本当にそれでいいのか? 母親役のれいむが死んだ結果、まりさの母性はますます強くなっていた。 まりさの提案は単純だ。 生き残れるはずの自分が死ぬ。 そのかわりおちびちゃんは助けてほしい。 それだけである。 「ばりざは、ばりざはぜったいおちびちゃんをゆっぐりざぜないどいけないんだよ……」 「そうか……。分かったよ、おちびちゃんを助けてあげるよ。ただし……」 鬼意山はまりさの提案に条件をつけた。 「交換できるおちびちゃんは、二匹のうちのどっちか一匹だけだ」 親まりさは箱から出され、テーブルの上に置かれた。 親まりさ、れいみゅ、まりしゃ。 久しぶりに、家族が一箇所に揃った。 まりさはこみ上げてくる感動を抑えきれない。 「しあわせ……」 最初から考えればすでに六匹も欠けているのだが。 それでもまりさは幸せだった。 一方鬼意山は赤ゆたちに事情を説明している。 赤ゆでも理解できるように、分かりやすく。 「つまり、おとーさんに選んでもらえた子だけが生き残れるんだ」 「ゆゆ!?」 「ゆっくち!??」 明らかに目の色が変わった。 痛い痛いデコピンに苦しめられることもあった。 儚い希望に踊らされ、ぬか喜びをしたこともあった。 最後の最後で負けて、殺されかけたこともあった。 その苦労が、おとーさんに選んでもらえれば報われる。 「ゆっくちれいみゅをえらんでにぇ!!」 「まりしゃだよ!! まりしゃがゆっくちしてりゅんだよ!!」 二匹の赤ゆは生き残りをかけて媚びを売りはじめた。 糞親とまで言ったそのまりさに、すーりすーりなどを始めている。 「おとーしゃんだいしゅきー!! だかられいみゅ!!! あっちのごみはむしちてね!!」 「ごみはおみゃえだろおおおおお!!!! あんなきたないのより、まりしゃだよ!!」 「れいみゅはおうちゃをうたえるよ~♪ ゆっくち~♪」 「ま、まりちゃはだんちゅができりゅよ!! ゆっくちまりちゃのだんちゅだよ~♪」 「ゆぴゅぴゅ!! まりちゃのだんちゅはへたくちょだにぇ!!」 「ゆゆ!! れいみゅのおうたこしょ、ざつっおんだよ!! みんにゃにめーわくだよ!!」 可愛らしさをアピールしているつもりのようだが、 言葉や行動の端々からすでに取り返しのつかないほどのゲス性が読み取れる。 ゆっくりしたいという感情がむき出しになっている。 相手をこきおろそうとするその言動。 侮辱するときの表情の汚さ。 ここ数時間で深刻なほどのゲスになってしまっていた。 確かな手ごたえを感じた赤ゆたちは、おうたやだんちゅのアピールに移る。 優柔不断な親の心を鷲づかみにするつもりのようだが。 おうたは音程がそもそもあってない。 だんちゅはくるくる回っているだけである。 親まりさは、そんなおうたやだんちゅなど気にもしていなかった。 まりさは目をつむって考え事をしていた。 この世で一番可愛いおちびちゃんたち。 それぐらいにまでおとびちゃんが好きなまりさの目にすら、この二匹はゲスのように映っていた。 それでもまりさは、この子たちは鬼意山のせいで一時的にゲスになってるだけだと信じている。 だから、時間がたてばもとの優しいおちびちゃんにもどってくれるはず……。 ゆんゆん考える。 残すべきなのは、どっちだ? おちびちゃんとの一週間の思い出が蘇ってくる。 そうしてまりさは、やっと決心がついた。 舌がぺろりと現れる。 「まりさのほうのおちびちゃん……、おとーさんのおくちにはいってね……」 おくちに入れる。 それはおちびちゃんを守る時に行う行動だ。 守られるのは赤れいみゅじゃなくて、赤まりしゃ。 「ゆぎゃあああああああ!!!! でいびゅばだぢにだぐないいいいいいい!!!!!」 死の宣告をされたようなものだ。 狂ったように泣き叫ぶれいみゅ。 滝のようなちーちー。 そして赤まりしゃの瞳は、ダイアモンドのようにピカピカ輝き始めていた。 親まりさの口を目指しながら、勝利宣言をする。 「ゆわぁぁああいい!!! まりしゃは!! かわいいまりしゃはいきのきょったんだよおおお!!!!」 ゆったりした坂をのぼり、暖かい口内がまりしゃを出迎えてくれる。 「かわいきゅって! ご・め・ん・にぇ!!!! ゆぷぷぷぷぷぷ!!!! おおみじめみじめ!!! みじめなれいみゅ!!!! ゆぷぷ!!! かわいくなきゅて、くずで、のろまで、ばきゃなれいみゅはゆっくちしんでにぇ!!! まりしゃは、まりしゃはひとりでゆっくちすりゅよ!!!! ゆやっほおおおお!!!! ゆやっほおおおお!!! ばらいろのゆんせいが、まりしゃさまを<ブチブチブチィッ!!!>ゆぎゃあああああああ!!!!」 親まりさは吐きだす。 それは真っ二つになった赤まりしゃの体だった。 「れいむのほうのおちびちゃんを、かえしてあげてね……」 赤まりしゃをおくちに入れたのは理由があった。 親まりさが殺す方が、鬼意山の手にかかるよりも苦しみも少ない。 そう思ったのだ。 「ぐじゅ……お、や……」 赤まりしゃは親への恨みを抱きながら死んでいった。 まりさが自分で決めたことだ、後悔はない。 「それじゃあれいみゅちゃん、玄関まで送ろうか。まりさにも見送りだけはさせてあげよう」 まりさと赤れいみゅは鬼意山に抱えられ、玄関までやってきた。 暖かくすべすべの床を初めて味わった廊下。 家族であまあまを食べて、しあわせーをした居間。 つがいのれいむがうっとりと自分を眺めたあの鏡。 永遠にゆっくりしていった家族を思い出し、見るもの全てが悲しかった。 そしてまりさも、これから永遠にゆっくりするのだ。 赤れいみゅを助けるかわりにまりさは死ぬ。 これは揺るがない条件だった。 「助けると言っても、ここから出発した後のことは知らないからね?」 「りかいしてるよ……」 町は、赤ゆ一匹には辛い場所だ。 かといってここから山に帰ることは絶望的である。 しかし偶然、やさしいゆっくりがおちびちゃんをゆっくりさせてくれるかもしれない。 偶然町の群れに拾われ、すくすくと育ってくれるかもしれない。 分の悪いギャンブルである。 しかしまりさは、おちびちゃんのゆっくりを祈ることしかもうできない。 玄関の扉がゆっくり開けられる、 すでに太陽が出て、空は水色に染まり始めている。 しかしぽかぽかの暖かさは、そこにはない。 「ゆゆ……、しゃむいよ」 れいみゅは冬目前の寒さに体を震わせた。 「おちびちゃん、まりさたちはてんごくでみまもってるよ!!」 一匹でも生還させられたことに、涙を流して喜ぶまりさ。 「うるしゃいよ!!! くしょおやがこんにゃおうちにこにゃければ、れーみゅはもっとゆっくちできちゃんだよ!! くじゅなおとーしゃんはゆっくちちんでね!!!」 鬼意山の手から降りると、れいみゅはそんな捨て台詞を吐いてぴょんぴょん跳ねて行った。 まりさにも落ち度はあり、だから反論することはできなかった。 「ゆっくち!ゆっくち!」 少々寒いが、爽やかな朝であった。 れいみゅは久々の自由を満喫していた。 じじいとも、くそおやとも無縁の生活がこれから始まるんだ! れいみゅの心には、謎の万能感が芽生えていた。 くそおやがいなくなれば、これからは何をするのも自由だ。 うんうんをする場所や、ちーちーをする場所だって自由だ。 ようやく鬼意山の家の敷地を出て、歩道をぴょんぴょん横断してゆく。 まりさはまだ見守っていた。 赤ゆが見えなくなるまで、鬼意山は潰さないでおくつもりらしい。 運命はすでに、鬼意山の手から離れている。 あの赤ゆがこの後どうなるのか、それは分からない。 まっすぐまっすぐ跳ねてゆく。 歩道をわたりきったれいみゅはやがて車道に入り込んだ。 そこでまりさははっとする。 赤れいみゅは車道を横断するつもりだ。 まりさとれいむがこの町に降りて来た時、外はすでに寒かった。 しかし町の現実を知らない二匹は見よう見まねでダンボールのおうちを作り、 そしてゆん生のはつすっきりーを体験する。 それで生まれたおちびちゃんが、あの七匹だ。 あのおちびちゃんがおうちを出たのは、 人間さんのおうちを回った時が最初だ。 お外の危険なんて、何も教えられていない。 あのれいみゅは車道の、車の恐ろしさを知らないのだ! 「おちびぢゃあああああんん!!!!! ぞごはあぶないよおおおお!!!!」 鬼意山の腕の中で、おちびちゃんに呼びかけるまりさ。 ついさっきもドスのようなトラックが通り過ぎて行くのを見た。 車というものは、ゆっくりがいてもおかまいなしに殺してゆく。 まりさ町について初めて知った危険だ。 しかしまりさの忠告はとどかない! 「くじゅおやはだまってね!! れいみゅはこっちにいきちゃいんだよ!!」 「ゆぎゃあああああ!!! おどーざんのいうごどをきいでええええ!!!!」 ずんずん進んでいく。 大きなエンジン音が、また聞こえてくると言うのに。 「ゆゆ?」 あんよに伝わる振動。 それでようやくれいみゅはせまりくるタクシーに気付いた。 しかしれいみゅの感想は、「なんだか速くてゆっくりできない」というだけ。 危機感は一切ない。 「きめーまりゅみちゃいで、ゆっくちしてにゃいにぇ!!」 れいみゅはタクシーと対峙する。 れいみゅの位置は、丁度タイヤが通過する部分だ。 「おぢびちゃんにげでええええええ!!!!」 まりさの声なんて、もう聞いてすらいなかった。 「ぷきゅうううう!!!! ゆっくちちてないやちゅは、あっちいっ<ベチャ>」 「ゆぎゃああああああああああああああ!!!!!」 れいむとまりさの愛の結晶は、七匹全てこの世から消え去った。 まりさの命がけの行動は、れいみゅの命は数十分ほど延命するだけの意味しかなかった。 「ばりざは、ばりざはなんのためにぃ……」 結局一匹も守れなかった。 「さて、そろそろまりさにも死んでもらおうか」 鬼意山はまりさに宣告する。 まりさはすでに廃人のようになっていた。 目はどこを向いているのか、泣いて水分を失い肌はがざがざだ。 鬼意山は両腕に力を入れる。 皮を破り、真っ二つにしてしまうつもりらしい。 「ごんなの、ごんなのぉ……」 涙はまだ溢れてくる。 「ひどずぎるよぉ……」 まりさは絶望の中、息を引き取った。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 鬼意山はまりさをゴミ袋につめた後、そう広くも無い庭の土を踏む。 虐待向けのゆっくりを切らしていたところで偶然戸を叩いたのがまりさ一家だった。 季節は冬に向かいつつあったし、秋の一斉駆除も行われた後だ。 単品ならともかく、野良ゆの家族はなかなか見つからない時期である。 そこにやってきた一つの家族。 虐待してみた。 しかし鬼意山は満足できなかった。 「愛着のないゆっくりを殺しても、そこまでQNQNできないんだよなぁ」 ゆ虐を初めて一年。 鬼意山最初のゆ虐は人生最高のゆ虐だった。 可愛いゆっくりを虐待したいという性癖をもつ鬼意山なのである。 とても愛着のある、大事なゆっくりを虐めるのは特別だった。 「また、赤ゆから育ててみようか。こんどはありすでも……」 庭の片隅には二つの墓。 その下には二匹分の苦悶のデスマスクが埋まっていることだろう。
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ジリリリリリリリリリリリ! 唐突に部屋に響く目覚まし時計の音。 お姉さんは夢の世界から強引に呼び戻され、次の瞬間にはいつもの天井をぼんやり眺めていた。 せっかく赤ゆっくりたちと楽しく遊んでいたのに。 お姉さんは夢に見るほど赤ゆっくり…動き回って喋る不思議饅頭、の赤ん坊が好きだった。 あのつぶらな瞳が大好きだった。 そのつぶらな瞳に宿る無邪気な輝きが大好きだった。 舌っ足らずな喋り方が大好きだった。 甘えん坊でわがままな所が大好きだった。 小さくて脆くてすぐ壊れてしまう所が大好きだった。 とっても甘いくせに後味がしつこくない所が大好きだった。 とにかくとにかく、大好きだった。 激務の合間にもぎ取った、実に久しぶりの休日。 もう少しだらだらと惰眠を貪っていたいけれど、この日に合わせて仕込んだものが待っている。 お姉さんはのそのそとベッドから起き上がると、寝室から廊下を歩いて洗面所に向かう。 ゆっくり模様がプリントされたパジャマと下着をいそいそと脱いで脱衣カゴにいれると、浴室の引き戸をガラガラと開けた。 朝風呂? いいえ。 赤ゆ風呂です。 「れいみゅおうちにかえる~~」 「みゃみゃ~!とかいはなありしゅはここなのよ!はやくむかえにきなしゃいよ!」 「むきゅぅぅぅエレエレエレ」 「ぱちゅり~~しっかりしゅるのぜ…」 浴槽の半ばまでプチトマトサイズの赤ゆっくりたちがひしめいており、各々好き勝手なことを言っていた。 喋れるのはまだ幸運なほうで、きっと底に近い赤ゆっくり達は全然ゆっくり出来ていないに違いない。 お姉さんが昨夜眠る直前に『業務用冷凍赤ゆっくり特大袋』を6袋も投入し、一晩経過して自然解凍された結果がこれだった。 「みんな、ゆっくりしていってね!」 「「「ゆ、ゆっくちちていってにぇ!」」」 既に休日のお約束となった光景に満足げに微笑むと、赤ゆっくりたちを踏み潰さないように細心の注意を払いながら 片足ずつ浴槽の底面に着地していく。 両足のひざのすぐ下まで赤ゆっくりに埋まったお姉さんは 「えいっ♪」 という掛け声とともに赤ゆ風呂にしゃがみ込んで浸かってゆき、赤ゆっくり達は形の整ったまさに桃尻に次々と潰される。 「ゆぎゃっ」 「ゆべべっ!」 「もっどゆっぐり゛じだがっだ……」 柔らかな重みで破裂し、中身をぶちまけその命を散らしてゆく。 「ふぃ~~~~~~。ごくらくごくらくぅ」 肩まで、とはいかずに胸元まで赤ゆっくりに埋もれて、お尻や背中で押しつぶした赤ゆっくり達の感触を、耳でその短いゆん生の断末魔をしばし楽しむお姉さん。 「お゛ね゛え゛じゃん゛!ひ゛どい゛ごどじな゛い゛でにぇ゛!」 「まりしゃをここからはやくだすのじぇ!」 「こにょいなかもにょ!みんにゃをはやくたすけなしゃい!そしてあまあまをもってくるにょよ!」 ほとんどの赤ゆっくり達はおしくら饅頭状態で身動きが取れないか、浴槽という監獄から逃れようと絶壁に向かってピョンピョン跳ねるしか 出来ないという状況で、その3匹は他のゆっくりを踏みつけてお姉さんの結構豊かな胸元あたりにたどり着き、抗議行動を開始した。 お姉さんは3匹を右手でむんずと捕まえると、そのまま強く握り始めた。 抗議は受け入れられなかったようだ。 即死しないように微妙に加減をされて握られ、3匹仲良く口から中身を吐き出し始めるとお姉さんは鼻唄まじりにまるでそれをスポンジのように体ににこすりつける。 「ふんふんふん♪ふんふふふんふ~~~ん♪」 特に意味は無いであろうこの行為、意外と気に入っているのか3匹が皮だけになった後、また別の赤ゆっくりで2回ほど繰り返されるのだった。 お姉さんの肌が餡子とクリームでぬるぬると包まれてゆき、なんとも言えない甘ったるい香りが浴室いっぱいに充満してゆく。 それに飽きると次は、近くに居た赤れいむを一匹捕まえると優しく優しく頬擦りを始める。 「すーりすーりだよ♪」 「ゆぅああああああ!たしゅけ…て…?すーりすーり」 最初は死の恐怖に泣き叫ぶ赤れいむだったが、暢気なことに数秒後には実にゆっくりしていた。 お姉さんはすべすべの頬を楽しむと次は頭上に持ち上げ、たかいたかいで赤ゆをさらにゆっくりさせる。 「ほーら、たかいたかいだよ~」 「ゆゆゆぅ~!?おしょらをとんでるみちゃい!」 お姉さんの指の先に、パァ~~~ッと音が聞こえてきそうなほどに笑顔の大輪が咲く。 その次の瞬間。 「そおい♪」 「ゆ゛びゃ゛」 もっとゆっくりしたかった、等と言い残す暇も無く指先でペラペラに潰される赤れいむ。 お姉さんはそのあまりの単純さ、そのあまりの儚さに心臓が高鳴り身震いさえした。 もっと、もっとよ。 「さあまりさちゃんもありすちゃんも、すーりすーりして、たかいたかいしようね♪」 次のターゲットはすぐ捕まり、お姉さんの両の頬で愛でられる。 「やぁぁ!すーりすーりもたかいたかいもいやなのじぇー!…すーりすーり、しあわしぇ~~」 「はなしなしゃいよ!このいなかも……すーりすーり」 お姉さんのとてもゆっくりできる頬ずりに見事に魅了され、命の危険などとうに忘却の彼方。 「ほーら、おそらですーりすーりよ♪」 今度は頭上につまみ上げた赤まりさと赤ありすを、優しく優しくすりすりするお姉さん。 産まれて間もない赤ゆ独特のもちもちとした頬と頬が、まるでくっついて一体化してしまうかのようだった。 「ゆ~~~!おしょらをとんでしゅりしゅりなのじぇ」 「とっちぇもときゃいはなしゅりしゅりよ~」 2匹にとってそれは間違いなく、加工所で産まれて以来の最高にゆっくりした瞬間であろう。 お姉さんにとっては、その次の瞬間こそが最高のひと時。 「せいや♪」 「ゆ゛ん゛っ!」 「ぎゃ゛っぐ!!」 餡子とカスタードの飛沫が、お姉さんの幸せすぎてゆるみきった笑顔に降り注ぐ。 お姉さんは頬のそれをペロリと舐めとりながら、惚けた顔のまま次の犠牲者を選ぶ作業に戻る。 そして時間が経過するにつれて、浴室を賑わせていた悲鳴や絶叫は次第に聞こえてこなくなるのだった。 赤ゆ風呂をこころゆくまで堪能したお姉さんは浴槽からあがると、シャワーで体についた餡子やらクリームやらをきれいさっぱり流し落として 後片付けをしないでそのまま浴室を後にした。 浴槽内の赤ゆっくりの内、運良く生き残ったものが息絶えたものを食べてくれるからだ。 他に食べるものが無いから。 さらに運良く生き延びたものは、もう一つのお姉さんの楽しみに活用される。 それは運が良いと本当に言えるのだろうか? 更にもう一つ付け加えると、この赤ゆっくり蟲毒の期間中はシャワーしか使えないというのが欠点である。 ゆっくりがプリントされたTシャツにパンツ一丁でお姉さんがやってきたのはキッチン。 体の外側全てで赤ゆっくりを堪能した後は、体の内側で赤ゆを堪能するためだ。 テーブルの上には胎生妊娠してぽってりとあごの下が膨れた成体ゆっくりありすが、プラスチックのまな板にあお向けで拘束されている。 赤ゆっくり風呂を生き延び、赤ゆっくりだけを食べてここまで成長したゆっくりありす。 今日この休日に、赤ゆ風呂の後のお楽しみにまさにうってつけの素材だろう。 出産予定は本日の正午。 長年お姉さんが培ってきた知識に狂いは無いはずだ。 相変わらず上機嫌のまま鼻唄まじりに、そのありすの正面に白い皿と鈍く銀色に光るナイフとフォークを準備するお姉さん。 最後に水の入ったコップを持って来て席に着くと、右手にナイフ、左手にフォークを携えて歌い出す。 「ゆっくり~し~な~い~で~~♪うまれてきてね~~~~♪か~わ~い~い~♪あ~か~ちゃ~ん~~♪」 そろそろ産気づいたのだろうか、苦しそうなありすが自分の腹部に向かって話しかける。 「だめ゛よ゛!あ゛り゛ずのべいびーだぢ、ゆ゛っぐり゛う゛ま゛れ゛でごな゛い゛で!ぜっだい゛だめ゛よ゛!!」 「はっ やっ くっ♪ あ い た い ♪ なっ♪ はっ やっ くっ♪ あっ そっ ぼ お♪ ねっ♪」 お行儀悪くも両手のナイフとフォークの柄をテーブルにコンコンと当てて調子を取りつつ、お姉さんの調子はずれの歌は続く。 その頃、胎内のべいびー達は。 (ありしゅ、もうすぐうまれりゅよ!) (ありしゅもいっしょだよ!) (ゆゆ~?おうたしゃんがきこえりゅのじぇ) (すこしへんにゃおうたしゃんだけど、きっとみゃみゃがうたっているのだじぇ) (ありしゅのみゃみゃだもの、きっとすごくときゃいはなのよ) (ときゃいはなおうたね!ゆっくりできりゅわ) (それにしちぇも、でてくるにゃっていじわるなことをいわれてりゅのじぇ) (そんにゃことをいうやちゅはゆっくりしにゃいでしぬのじぇ!) (だいじょうぶ、みゃみゃがそんにゃやつやっつけてくれりゅわ) (みんな、ゆっくちうまりぇてみゃみゃにごあいさつしましょうにぇ!) 仲良し4姉妹が見上げると、これから生まれ行く世界への出口がメリメリと姿を現してゆく。 そこから見える文字通り光満ちた風景。 (まじゅはありしゅおねえちゃんがいちばんのりよ!) 母ありすの抵抗も空しく産道はとうとう開ききって、そこにはミカンサイズの赤ゆっくりありすが顔を覗かせる。 「ゆっくち!ゆっくち!ありしゅがうまれりゅよ!」 ポンッッッ!! しかしその行く先には、だらしなくよだれを垂らしたお姉さんが構えるフォークの先端。 「ゆ゛びゃ゛っ゛」 「あ゛あ゛あ゛あ゛!!あ゛り゛ずの゛べい゛びーがぁぁぁぁあああ!!」 ザックリと顔の中央を貫通され、わずかに痙攣するだけになる赤ありす。 ここから先は時間の勝負。 お姉さんはしたたり出る一滴のクリームも無駄にしないように用意した皿の上まで赤ありすを運ぶと、ナイフを器用に使って 邪魔なカチューシャを除去し、食べやすいサイズにカットする。 まずは一口。 柔らかくも適度な弾力を備えた皮。 噛み破るほどに内部から濃厚な甘みが舌の上に流れ出す。 しかしそれは一時も留まらず、雪のようにはかなくサッと消え去ってしまう。 「も~~!ありすちゃんってば最高!」 たまらず残りもあっというまに平らげてしまうお姉さん。 勿論、水で口の中の味覚をリセットするのも忘れない。 そこにタイミングよく次の犠牲者が。 「ゆっくち!まりしゃがうまれりゅのじぇ!」 「だめ゛ぇ゛ぇ゛え゛!!う゛ま゛れ゛でごな゛い゛でぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!!!」 ポンッッッ!! 「の゛じぇ゛っ!!」 姉ありすと同じく顔の中心を貫かれ、瀕死に陥る赤まりさ。 お姉さんは先ほどと同じく器用にナイフとフォークを駆使して、赤まりさを一口サイズにし、唇で、歯で、舌で愛でると カスタードとはまた違った餡子の甘さが、粒餡の一粒一粒の歯ごたえがお姉さんの愛でに応えてゆく。 「まりさちゃんも!負けないくらいにおいし~♪」 みるみる赤まりさをたいらげ、口の端に餡子を一粒くっつけままで。 「さあ!次はどっちなんだろう?お姉さんはやくあいたいな♪」 「あ゛り゛ずの…とかいはなべい゛びーが…み゛ん゛な゛……だべら゛れ゛ぢゃっだ……。がえ゛ぜ!ゆ゛っぐり゛じな゛いで かえせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 結局おねえさんはこの日、極上の甘味をカスタード、餡子、カスタード、餡子というベストな順序で堪能したのだった。 食事の後片付けを済ませ、ありすに注射器で『飼いゆっくり用精子餡:ゆっくりちぇん』を注入すると時計は昼の1時半過ぎ。 「今度はカスタードクリームにチョコの組み合わせ~。次のお休みが楽しみだわ~♪」 お姉さんは着替えると、ゴキゲンな様子で午後のショッピングにお出かけするのでした。 ○最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。 今回はかなり肩の力を抜いて書いてみました。 これくらいのが自分には向いてるんでしょうねえ。 これまでに感想をくれた人に最大限の感謝を。 ○過去に書いたSS ゆっくりいじめ系 2467週末の過ごし方 2519この世の終わり 2584UFOキャッチャー 2728おとうさんがんばる このSSに感想をつける
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ジリリリリリリリリリリリ! 唐突に部屋に響く目覚まし時計の音。 お姉さんは夢の世界から強引に呼び戻され、次の瞬間にはいつもの天井をぼんやり眺めていた。 せっかく赤ゆっくりたちと楽しく遊んでいたのに。 お姉さんは夢に見るほど赤ゆっくり…動き回って喋る不思議饅頭、の赤ん坊が好きだった。 あのつぶらな瞳が大好きだった。 そのつぶらな瞳に宿る無邪気な輝きが大好きだった。 舌っ足らずな喋り方が大好きだった。 甘えん坊でわがままな所が大好きだった。 小さくて脆くてすぐ壊れてしまう所が大好きだった。 とっても甘いくせに後味がしつこくない所が大好きだった。 とにかくとにかく、大好きだった。 激務の合間にもぎ取った、実に久しぶりの休日。 もう少しだらだらと惰眠を貪っていたいけれど、この日に合わせて仕込んだものが待っている。 お姉さんはのそのそとベッドから起き上がると、寝室から廊下を歩いて洗面所に向かう。 ゆっくり模様がプリントされたパジャマと下着をいそいそと脱いで脱衣カゴにいれると、浴室の引き戸をガラガラと開けた。 朝風呂? いいえ。 赤ゆ風呂です。 「れいみゅおうちにかえる~~」 「みゃみゃ~!とかいはなありしゅはここなのよ!はやくむかえにきなしゃいよ!」 「むきゅぅぅぅエレエレエレ」 「ぱちゅり~~しっかりしゅるのぜ…」 浴槽の半ばまでプチトマトサイズの赤ゆっくりたちがひしめいており、各々好き勝手なことを言っていた。 喋れるのはまだ幸運なほうで、きっと底に近い赤ゆっくり達は全然ゆっくり出来ていないに違いない。 お姉さんが昨夜眠る直前に『業務用冷凍赤ゆっくり特大袋』を6袋も投入し、一晩経過して自然解凍された結果がこれだった。 「みんな、ゆっくりしていってね!」 「「「ゆ、ゆっくちちていってにぇ!」」」 既に休日のお約束となった光景に満足げに微笑むと、赤ゆっくりたちを踏み潰さないように細心の注意を払いながら 片足ずつ浴槽の底面に着地していく。 両足のひざのすぐ下まで赤ゆっくりに埋まったお姉さんは 「えいっ♪」 という掛け声とともに赤ゆ風呂にしゃがみ込んで浸かってゆき、赤ゆっくり達は形の整ったまさに桃尻に次々と潰される。 「ゆぎゃっ」 「ゆべべっ!」 「もっどゆっぐり゛じだがっだ……」 柔らかな重みで破裂し、中身をぶちまけその命を散らしてゆく。 「ふぃ~~~~~~。ごくらくごくらくぅ」 肩まで、とはいかずに胸元まで赤ゆっくりに埋もれて、お尻や背中で押しつぶした赤ゆっくり達の感触を、耳でその短いゆん生の断末魔をしばし楽しむお姉さん。 「お゛ね゛え゛じゃん゛!ひ゛どい゛ごどじな゛い゛でにぇ゛!」 「まりしゃをここからはやくだすのじぇ!」 「こにょいなかもにょ!みんにゃをはやくたすけなしゃい!そしてあまあまをもってくるにょよ!」 ほとんどの赤ゆっくり達はおしくら饅頭状態で身動きが取れないか、浴槽という監獄から逃れようと絶壁に向かってピョンピョン跳ねるしか 出来ないという状況で、その3匹は他のゆっくりを踏みつけてお姉さんの結構豊かな胸元あたりにたどり着き、抗議行動を開始した。 お姉さんは3匹を右手でむんずと捕まえると、そのまま強く握り始めた。 抗議は受け入れられなかったようだ。 即死しないように微妙に加減をされて握られ、3匹仲良く口から中身を吐き出し始めるとお姉さんは鼻唄まじりにまるでそれをスポンジのように体ににこすりつける。 「ふんふんふん♪ふんふふふんふ~~~ん♪」 特に意味は無いであろうこの行為、意外と気に入っているのか3匹が皮だけになった後、また別の赤ゆっくりで2回ほど繰り返されるのだった。 お姉さんの肌が餡子とクリームでぬるぬると包まれてゆき、なんとも言えない甘ったるい香りが浴室いっぱいに充満してゆく。 それに飽きると次は、近くに居た赤れいむを一匹捕まえると優しく優しく頬擦りを始める。 「すーりすーりだよ♪」 「ゆぅああああああ!たしゅけ…て…?すーりすーり」 最初は死の恐怖に泣き叫ぶ赤れいむだったが、暢気なことに数秒後には実にゆっくりしていた。 お姉さんはすべすべの頬を楽しむと次は頭上に持ち上げ、たかいたかいで赤ゆをさらにゆっくりさせる。 「ほーら、たかいたかいだよ~」 「ゆゆゆぅ~!?おしょらをとんでるみちゃい!」 お姉さんの指の先に、パァ~~~ッと音が聞こえてきそうなほどに笑顔の大輪が咲く。 その次の瞬間。 「そおい♪」 「ゆ゛びゃ゛」 もっとゆっくりしたかった、等と言い残す暇も無く指先でペラペラに潰される赤れいむ。 お姉さんはそのあまりの単純さ、そのあまりの儚さに心臓が高鳴り身震いさえした。 もっと、もっとよ。 「さあまりさちゃんもありすちゃんも、すーりすーりして、たかいたかいしようね♪」 次のターゲットはすぐ捕まり、お姉さんの両の頬で愛でられる。 「やぁぁ!すーりすーりもたかいたかいもいやなのじぇー!…すーりすーり、しあわしぇ~~」 「はなしなしゃいよ!このいなかも……すーりすーり」 お姉さんのとてもゆっくりできる頬ずりに見事に魅了され、命の危険などとうに忘却の彼方。 「ほーら、おそらですーりすーりよ♪」 今度は頭上につまみ上げた赤まりさと赤ありすを、優しく優しくすりすりするお姉さん。 産まれて間もない赤ゆ独特のもちもちとした頬と頬が、まるでくっついて一体化してしまうかのようだった。 「ゆ~~~!おしょらをとんでしゅりしゅりなのじぇ」 「とっちぇもときゃいはなしゅりしゅりよ~」 2匹にとってそれは間違いなく、加工所で産まれて以来の最高にゆっくりした瞬間であろう。 お姉さんにとっては、その次の瞬間こそが最高のひと時。 「せいや♪」 「ゆ゛ん゛っ!」 「ぎゃ゛っぐ!!」 餡子とカスタードの飛沫が、お姉さんの幸せすぎてゆるみきった笑顔に降り注ぐ。 お姉さんは頬のそれをペロリと舐めとりながら、惚けた顔のまま次の犠牲者を選ぶ作業に戻る。 そして時間が経過するにつれて、浴室を賑わせていた悲鳴や絶叫は次第に聞こえてこなくなるのだった。 赤ゆ風呂をこころゆくまで堪能したお姉さんは浴槽からあがると、シャワーで体についた餡子やらクリームやらをきれいさっぱり流し落として 後片付けをしないでそのまま浴室を後にした。 浴槽内の赤ゆっくりの内、運良く生き残ったものが息絶えたものを食べてくれるからだ。 他に食べるものが無いから。 さらに運良く生き延びたものは、もう一つのお姉さんの楽しみに活用される。 それは運が良いと本当に言えるのだろうか? 更にもう一つ付け加えると、この赤ゆっくり蟲毒の期間中はシャワーしか使えないというのが欠点である。 ゆっくりがプリントされたTシャツにパンツ一丁でお姉さんがやってきたのはキッチン。 体の外側全てで赤ゆっくりを堪能した後は、体の内側で赤ゆを堪能するためだ。 テーブルの上には胎生妊娠してぽってりとあごの下が膨れた成体ゆっくりありすが、プラスチックのまな板にあお向けで拘束されている。 赤ゆっくり風呂を生き延び、赤ゆっくりだけを食べてここまで成長したゆっくりありす。 今日この休日に、赤ゆ風呂の後のお楽しみにまさにうってつけの素材だろう。 出産予定は本日の正午。 長年お姉さんが培ってきた知識に狂いは無いはずだ。 相変わらず上機嫌のまま鼻唄まじりに、そのありすの正面に白い皿と鈍く銀色に光るナイフとフォークを準備するお姉さん。 最後に水の入ったコップを持って来て席に着くと、右手にナイフ、左手にフォークを携えて歌い出す。 「ゆっくり~し~な~い~で~~♪うまれてきてね~~~~♪か~わ~い~い~♪あ~か~ちゃ~ん~~♪」 そろそろ産気づいたのだろうか、苦しそうなありすが自分の腹部に向かって話しかける。 「だめ゛よ゛!あ゛り゛ずのべいびーだぢ、ゆ゛っぐり゛う゛ま゛れ゛でごな゛い゛で!ぜっだい゛だめ゛よ゛!!」 「はっ やっ くっ♪ あ い た い ♪ なっ♪ はっ やっ くっ♪ あっ そっ ぼ お♪ ねっ♪」 お行儀悪くも両手のナイフとフォークの柄をテーブルにコンコンと当てて調子を取りつつ、お姉さんの調子はずれの歌は続く。 その頃、胎内のべいびー達は。 (ありしゅ、もうすぐうまれりゅよ!) (ありしゅもいっしょだよ!) (ゆゆ~?おうたしゃんがきこえりゅのじぇ) (すこしへんにゃおうたしゃんだけど、きっとみゃみゃがうたっているのだじぇ) (ありしゅのみゃみゃだもの、きっとすごくときゃいはなのよ) (ときゃいはなおうたね!ゆっくりできりゅわ) (それにしちぇも、でてくるにゃっていじわるなことをいわれてりゅのじぇ) (そんにゃことをいうやちゅはゆっくりしにゃいでしぬのじぇ!) (だいじょうぶ、みゃみゃがそんにゃやつやっつけてくれりゅわ) (みんな、ゆっくちうまりぇてみゃみゃにごあいさつしましょうにぇ!) 仲良し4姉妹が見上げると、これから生まれ行く世界への出口がメリメリと姿を現してゆく。 そこから見える文字通り光満ちた風景。 (まじゅはありしゅおねえちゃんがいちばんのりよ!) 母ありすの抵抗も空しく産道はとうとう開ききって、そこにはミカンサイズの赤ゆっくりありすが顔を覗かせる。 「ゆっくち!ゆっくち!ありしゅがうまれりゅよ!」 ポンッッッ!! しかしその行く先には、だらしなくよだれを垂らしたお姉さんが構えるフォークの先端。 「ゆ゛びゃ゛っ゛」 「あ゛あ゛あ゛あ゛!!あ゛り゛ずの゛べい゛びーがぁぁぁぁあああ!!」 ザックリと顔の中央を貫通され、わずかに痙攣するだけになる赤ありす。 ここから先は時間の勝負。 お姉さんはしたたり出る一滴のクリームも無駄にしないように用意した皿の上まで赤ありすを運ぶと、ナイフを器用に使って 邪魔なカチューシャを除去し、食べやすいサイズにカットする。 まずは一口。 柔らかくも適度な弾力を備えた皮。 噛み破るほどに内部から濃厚な甘みが舌の上に流れ出す。 しかしそれは一時も留まらず、雪のようにはかなくサッと消え去ってしまう。 「も~~!ありすちゃんってば最高!」 たまらず残りもあっというまに平らげてしまうお姉さん。 勿論、水で口の中の味覚をリセットするのも忘れない。 そこにタイミングよく次の犠牲者が。 「ゆっくち!まりしゃがうまれりゅのじぇ!」 「だめ゛ぇ゛ぇ゛え゛!!う゛ま゛れ゛でごな゛い゛でぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!!!」 ポンッッッ!! 「の゛じぇ゛っ!!」 姉ありすと同じく顔の中心を貫かれ、瀕死に陥る赤まりさ。 お姉さんは先ほどと同じく器用にナイフとフォークを駆使して、赤まりさを一口サイズにし、唇で、歯で、舌で愛でると カスタードとはまた違った餡子の甘さが、粒餡の一粒一粒の歯ごたえがお姉さんの愛でに応えてゆく。 「まりさちゃんも!負けないくらいにおいし~♪」 みるみる赤まりさをたいらげ、口の端に餡子を一粒くっつけままで。 「さあ!次はどっちなんだろう?お姉さんはやくあいたいな♪」 「あ゛り゛ずの…とかいはなべい゛びーが…み゛ん゛な゛……だべら゛れ゛ぢゃっだ……。がえ゛ぜ!ゆ゛っぐり゛じな゛いで かえせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 結局おねえさんはこの日、極上の甘味をカスタード、餡子、カスタード、餡子というベストな順序で堪能したのだった。 食事の後片付けを済ませ、ありすに注射器で『飼いゆっくり用精子餡:ゆっくりちぇん』を注入すると時計は昼の1時半過ぎ。 「今度はカスタードクリームにチョコの組み合わせ~。次のお休みが楽しみだわ~♪」 お姉さんは着替えると、ゴキゲンな様子で午後のショッピングにお出かけするのでした。 ○最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。 今回はかなり肩の力を抜いて書いてみました。 これくらいのが自分には向いてるんでしょうねえ。 これまでに感想をくれた人に最大限の感謝を。 ○過去に書いたSS ゆっくりいじめ系 2467週末の過ごし方 2519この世の終わり 2584UFOキャッチャー 2728おとうさんがんばる このSSに感想をつける
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赤ゆ出産テンプレ虐待 2KB 「ゆぎぎぎぎいぃぃぃ!!!」 「ゆっくりがんばってねまりさ!!!ゆっくりでいいからね!!!」 家に帰るとゆっくりれいむとまりさのつがいがいて、茶の間のテーブルのど真ん中で出産しようとしていた。 幸いゆっくり対策に低いところには物を置いていなかったので荒らされた様子はなかった。 そして出産に集中しているのかどちらもこちらには気づいていない。 だがいきなりこんな不愉快極まりないシーンを見せ付けられて放っておく人間はいるだろうか。いや、いない。(反語) 早速どこからか取り出した電動ドライバー!これを・・・ 「ゆっくちうまれりゅよ!!」と得意気に顔を出して生まれかけている赤ゆの人間でいう鼻のあたりにあてがう。 「ゆ?」と疑問符のついた表情をするが気にせずスウィッチ----「おにいさんなにするの!!じゃましないでね!!ゆっくりしないでれいむたちのおうちからでていってね!!」 横で応援していたれいむが横槍の上さりげなくおうち宣言。 ああー・・・これは弁護の余地無し。皆殺しコースDEATH。今度こそドライバースウィッチ~・・・オンヌ!! ギュズブィィィィィィィィィ!!!! 「ぴぎぃぎぎぎぎぎぃぃぃぃぃ!!!!!!!」 たちまちドライバーは赤ゆに吸い込まれ、餡子を攪拌していく。 だが一気に貫くことはせず、ゆっくりゆっくりと掘り進んでいく。 「いぢゃぢゃぢゃぎゃぎゃぎゃ!!!!にゃんで!!!にゃんで!!!おがあぁぁじゃ!!どぉおじゃ!!だじゅ!!だじゅげ!!!」 「おがじゃぁあぁぁぁぁ!!うばれじゃいぃぃぃ!!どぼぢでぇえべべべえぇ■■■゛ぃぃいぃ■いい!!!??!?!?!」 そしてついに中枢餡すらも蹂躙して、 「ん゛ゅ-------------」 「ュ゛--------- --」 「゛--- -- -」 「--- 」 そして赤ゆは生まれる直前、生まれた後はたくさんゆっくりして、たくさんむーしゃむーしゃして、いもーとといっしょにたくさんあそんで・・・ そんな考えていたしあわせーを一瞬も感じることが出来ず、その生涯を終えた。 れいむはそんな光景を真っ白な目で見て、固まっていた。そして、 「ゆぅぅぅぅ!!」 お産の痛みで赤ゆの叫びなど全く耳に入っていなかったまりさがいきむと、 すぽーんとその赤ゆっくりまりさだったものが産道から飛び出て、テーブルにべしゃっと飛び散った。 「ゆ・・・?」 目を白黒させるまりさ。 ビクッと我に返ったれいむ。 「「おぢびぢゃぁああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」」 さーてまだまだ生まれるだろうな、次は何で殺そうかな。 とりあえずこいつらは赤ゆ生産用にキープだな。 いやー楽しみ楽しみ。 ・つづかない・ --------------------------------------------- *れいむフリーズしすぎだと思った *まりさ耳悪すぎだと思った トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る テンプレ ショート··· 大いに結構!一瞬でスッキリできる!たまにはいいね! -- 2018-01-11 12 48 49 ぜんっぜんゆっくりしてないおはなしだね!けしてね!あとあまあまさんもってきてね!すぐでいいよ! -- 2014-05-28 20 17 14 さいきんのはネタがこりすぎてゆっくりできないよ でも、これはゆっくりできるね -- 2013-01-13 02 51 18 面白かったけどまさかのれいまり。そこだけテンプレじゃないのね -- 2012-11-01 07 22 38 悲鳴丸 -- 2012-07-21 21 07 40 実にテンプレだが、こういうシチュエーションを最近みないからな。 却って新鮮に見える。 -- 2012-05-12 00 31 55 短いがすっきりー!!! -- 2012-01-29 12 32 01 ↓最高! -- 2012-01-29 10 39 03 母親の産道前で父親に口を開けさせ、ゴミが口に飛び込んだ瞬間に口を閉じて飲み込ませる。 どうかな? -- 2011-11-04 20 54 14 赤ゆ -- 2011-05-25 00 38 30 やっぱりテンプレは最高にゆっくりできる・・・ テンプレは偉大なる先人の生み出した英知の結晶だね! -- 2010-11-07 16 38 22 もっと! -- 2010-09-29 10 35 32 つづいてくださいー! -- 2010-08-22 21 04 38 つづいてほしい!! -- 2010-08-04 13 07 05 短い!! -- 2010-07-21 01 52 07